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ラジオ「幸せのレシピ」出演時のインタビューを書き起こしました。

佐久地域のコミュニティラジオ局、FMさくだいら(62.5MHz)で放送中の、パパママへ向けた情報番組「幸せのレシピ」で、「じぶんはたらき方講座」の特集を行いました。その時のインタビューの書き起こしです。

ゲストは、運営メンバーでグラフィックデザイナーの江村康子さん、
パーソナリティは、広報担当であり、昨年の受講者でもある team OHAYASHI 細川敦子です。

どんな講座ですか?

(江村康子)出産や育児や結婚で、今までやってきた仕事のキャリアが途切れてしまったり、女性の自信がすごくなくなってしまったり、自己肯定感も低くなって、家庭の中の地位も低くなって…というケースは、珍しいというより、多くの人がそうなのでは。そんな中で、どうやって自分の生き方、働き方を選んでくことができるのか知ってほしい、というのが、講座が企画されたた背景です。

(細川敦子)生き方を自分で決めるって聞くと、かなり大きなことに思えるのですが、講座ではどうやってすすめていくんですか?

(江村)働くべきかどうか、いろんなやり方があるっていうのを知ってみようというところから。周りからは、子ども優先したほうが…働いたほうが…と言われることもあると思うが、ひとの声に左右されずに、働き方を選べるような自分になりたいですよね。
去年の受講者には、結局前の仕事に戻る人、今は仕事をしないという人もいた。それもひとつの選択。

(細川)自分の選択に自信を持つって大切ですよね。今年はどんな講座があるのですか?

(江村)自分で事業始めた人向けの、集客など、より実践的な学びができる講座。(自分事業、はぐぐみ講座)
在宅ワークを含んだ、働くこと(気持ちややり方)に対しての基礎を教えてくれる講座(はじめてのテレワーク講座)の2つがあります。

講座の雰囲気は?

(細川)昨年の様子はどうでしたか?

(江村)一回目に会ったときは、「自信がないなあ…」という、やや “どよーん” とした空気だったんですが、講座が全部終わったあと、みんなで一緒に集まった時は、その後の選択肢がどうであれ、みんな結構カラッとした雰囲気で、良かったんじゃないかなあと思います。

(細川)講師をはじめとした運営チームの雰囲気はどんな感じですか?

(江村)のんびりした感じの人もいるし、すごく丁寧にやろうって感じの人もいるし、いい雰囲気ですよ(笑)。
運営チームの私が感じる「いいな」と思うところは、「教えてやる」「俺が導いてやる」みたいな上から目線の感じが全然なくて、「一緒にやろうぜ」という「仲間」みたいな感じがすごくいいなあと思います。

江村さんにとっても挑戦だった

(細川)江村さんは、講座中に、リアルタイムでイラストを含めて記録していく「グラフィックレコーディング」をやられていますね。

(江村)去年の時点で、グラレコを佐久市でやっているところがなくて、わたしも取り組み始めたばかりで、主催の方に「やらせてください!」といってやらせてもらったものだったので、いい経験になりました。
できるかもしれないからやってみたいなあと思って(思い切ってお願いした)

(細川)江村さん自ら挑戦する選択肢を作ったんですね。
今年はZoomでの開催となりますが、そのあたりはどんな感じでしょうか?

(江村)去年みたいな、受講者同士のつながりや空気の共有が、どの程度できるかというのは、すごい不安だと思う。だけど、さっきのグラレコと同じく、今は、挑戦して失敗してもある程度許される時期だと思うので、思いっきり模索していったらいいんじゃないかと思っています!

誰もが悩む、仕事と子育て

(細川)江村さんの仕事と子育てについてお聞きします。

(江村)仕事優先か、子育て優先か・・・保育園に入る前は悩んでいました。ただ、その選択自体を子どものせいにはしたくなかったので、こういう働き方をするのを決めたのは自分、と自覚するようにしていました。子どもがこうだから、この日はぐずぐずになって出来なかった、ではなく、やらないことを選んだのは自分、というふうに思うようにしています。

(細川)あらゆるモヤモヤ、どうやって乗り越えて来ましたか?

(江村)乗り越えられている気はしないですが(笑)
今は、子どもが小学生になったので、お互い話しながらやっています。例えば、「夕ご飯を食べた後2時間は仕事をしたいから話しかけないで」とか。急に仕事をやり始めて、話しかけられて怒るっていうのは、自分でも嫌だなとおもって(笑)そういう話し合いはしています。

自分の人生は自分で運営しよう

(細川)講座は、どんな方におすすめしたい?

(江村)この講座を受けて、働き始めなきゃいけないとか、独立して事業を始めなきゃいけない、というような縛りは全然ないので、子どもを産んで育てている中で、「あれ?こんなはずじゃなかったよな・・・?」という思いを持っている方なら、どなたでもおすすめです。

(細川)最後に、昨年の講座が始まる前のイメージ、講座が終わった後のイメージについてお聞きしました。

(江村)こんな感じになるとは、正直思っていませんでした(笑)
仕事に就くことがゴールになる講座なのかなって思っていたけど、全然そんなことなかったですよね。
(去年の受講生である細川もはげしく同意)
運営メンバーが「自分の人生は自分で運営しよう」っていつも言っていて、たぶんそれが講座の根底にあるんじゃないのかな、と思います。働くにせよ、子育て優先にするにせよ、なんにもしないにせよ、「自分の人生の運営方針は自分で決めよう、決めるための知識をつけよう」ということなんだと思います。

(細川)わたしは、母親になっても、自分の生き方って選択していいんだ、っていうものすごく当たり前なことを気づかせてもらいました。だからこそ、今、ラジオの仕事をやっているんだと思います。

(書き起こしおわり)

昨年は受講生として、今年は広報として参加することができ、また新しい景色が見られるような気がしています。(team OHAYASHI 細川)

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