真価を正しく届ける。「HIBANA」 永島農さん
シリーズ【飲食店は何のためにあるのか?】
どんなに優れた音楽もシチュエーションが適切でなければ雑音になる。かける順番を間違えれば心地良く響かない。「お酒も同じ」と、東京・荒木町のワインバー「HIBANA」の永島農さん。「サーブするシチュエーションや順番を間違えれば、真価は発揮されない」。そう考える永島農さんは「良き差し出し手」であることに照準を合わせて仕事をしてきました。酒類提供停止要請が出された3回目の緊急事態宣言下では約2カ月休業。その間、改めて自分の仕事の意味、お酒の