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クラファン終了間近!東京での展示の様子をお届け!

クラウドファンディングもいよいよ明日が最終日となりました!
ご支援いただいた方、ご支援を検討していただいている方、コメントをお寄せいただいた方、本当にありがとうございます!
いよいよ明日4/25いっぱいでプロジェクトが最終となりますので、ご検討中の方はぜひ時間内にご支援いただけたらと思います。
(*決済時にカードのエラーで支払いができず、ご支援が不成立になってしまうことがあります。今一度ご選択中のカード情報をお確かめくださいませ。)

さて、本日は、こちらも明日25日が最終日となっておりますTOBICHI東京での展示の様子をお届けします!遠方で来ることが叶わなかった皆様に、少しでも雰囲気をお届けできたらと思います!

この展示は、HIDARIを知っていただいたTOBICHIさんが、「この魅力をもっとたくさんの人に知って欲しい」「長編映画化が実現したらすごいことになる!続きが見たい!」と思って下さり、お声がけいただいて実現しました。TOBICHI運営のほぼ日さん、本当にありがとうございます!!

会場に入ると、まずは人形達のお出迎え。

撮影が終わった今、普段は倉庫で休んでもらっているため、スタッフもあまりお目にかかれなくなった人形達。スタッフの我々が見ても、本当にディティールが美しいです。今にも動き出しそう。

甚五郎は顔や体の美しさはもちろんなのですが、とにかく義手の存在感がすごいです。圧倒されます。

能面から着想を得た犬丸の表情はもちろんですが、手や耳に光るアクセサリーもポイント。真鍮を削って作った、ちょっと重たい煙管も見所の一つ。

フィルムの中ではばっさばっさ斬られっぱなしの手下達。工数の都合で顔を彫らなくていいようにと作られたお面も、角度によって表情が全然変わってきます。お面に植えられた毛も、ひとつひとつ丁寧に差し込んで作られています。

みんな大好き、眠り猫と道具箱。
甚五郎がこの道具箱をめちゃくちゃ使い込んできた感が伝わってきます。ちなみに、左側にあるものさしに、小さく名前が書かれているの、皆さん読めましたでしょうか?

そしてこちらのプロダクションノートにも登場した、「溶ける」猫パーツ!たったこれだけのパーツで猫らしい猫ジャンプの動きを表現しました。

そして、犬丸の手下のお面と、「動かない方」の肘掛犬(詳しくはこちらを参照)。

更に、想像以上にいろんなパーツが実際に動かせるチェンソーも。

ちなみにこれらを納めている木のボックスは、設営作業中にボックスが足りないなぁと思った八代がさっと出かけてゲットしてきたものだとか!思いついてから動き出して着地するまでが、眠り猫並にスピーディです。

人形達の裏側には、大量のスケッチなどが貼り出されています。

貼り出されているのは八代による甚五郎のスケッチ。中には私達も今まで見たことがないものもあったりします。例えばこちらは、100均のレシートの裏に書かれた犬丸のスケッチ。

キャラデザは決定して、動き回らずに座ったままという設定になった頃に描かれたもの。実際の人形よりも少し若く見えますね。(笑)

来場されてこのスケッチを見ていた方の中には、あの一番右上にある「INU」って、一体なんだろう?と思われた方もいたのではないでしょうか。このビジュアルについても、ここで初めて触れたいと思います!

これはまだ撮影に入る前のプリプロダクション期に、犬丸の人形制作が少し落ち着いた八代が休憩時間に描いたもの。
「今回は甚五郎の物語だけど、いつか犬丸のスピンオフがあってもいいよね」なんて言いながら描いたのだとか。右側の黒い部分には、見えにくいですが「犬には犬の生き方がある」と書かれており、犬丸がこうして悪役になってしまった背景を感じます。

HIDARIの制作過程では、こうやって誰かがこのプロジェクトを別の方向に広げるような光景が各所で見られていました。
長編化を実現させたら、いつかこんなスピンオフも実現させたいものです!

そして、14稿まで描き直した川村監督のコンテ集。このファイル、相当分厚いです(笑)。
こちらは、パイロットフィルムでは幻となってしまった、巨大な虎と犬丸が登場するシーン。

そして、紙粘土で作られた甚五郎のマケット達も大集合。左が一番最初のマケット。右に向かうに連れてボリュームが大きくなっていきます。

そして犬丸ロボ!

かなりサイズが大きいのと、右手に3つの鎌がついているので、今回安全に展示できるかどうか...と思っていましたが、犬丸ロボ生みの親の武内とTOBICHIスタッフの皆様のおかげで無事展示することができました!

犬丸ロボ、よーく見ると、ちゃんと大砲の玉が装填されているのがわかります。まさかこの大砲の筒の部分が、ペットボトルでできてるなんてね...(詳細はこちら

ちなみにこのコーナーで後ろ側に展示されている黒と金色が印象的なビジュアルは、制作初期に八代が描いたコンセプトアートです。

そしてTOBICHIさんが設置してくださった応援コメントブース!

皆様からの嬉しいコメントがぎっしり詰まっていて、読んでいて胸が熱くなりました....。というか、皆さん絵がお上手すぎます!

ということで、我々製作チームの愛と情熱、TOBICHIさんのHIDARI愛と、展示タイトルにもあった「この続きが見たい!」という情熱、そしてご来場いただいた皆様のHIDARIへの愛と、「続きが見れるまで待ちます!」という熱い情熱と期待が集まる、本当にエネルギーの高い展示となっております。

会期は明日4/25(火)11:00〜19:00までとなります。
今回の記事を読んで、実物が見たくなってしまった関東在住の皆様、まだ間に合いますよ!ぜひTOBICHIにいらしてください!

そして、人形の実物を観た後は、ぜひ新宿バルト9の巨大スクリーンでHIDARIをお楽しみいただけたらと思います!今日の午後にまたニュースがあるかも?なので、公式Twitterをチェックいただけると嬉しいです!

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