見出し画像

車のトラブルが多い人生を送ってきました-車屋失格-⑦

バイクの事故から体の傷からも復活して

次のステップとして
車の免許を取るために教習所に自分はいた。

情けない話だが車の免許を取るための
お金はなかったのだがバイク事故の時の保険金が
入ってきたので予定よりも早く教習所に通うことが出来たのだ。

だが、自分が思う車のイメージは
バイクと違い運転の楽しみもなく
駐車場のバックはめんどくさそうだったので
車の運転はバイクほど興味がなかった。

今後の将来のことを考え最低でも車は必要だからと
乗り気ではないが教習所が家から近かった為
時間を見つけては通い無事に一発で取得することができた。

免許を取っても自分の車はないし
親の車はファミリーカーに乗っており
借りることは出来たが恐怖心が優っていて
あまり運転することは少なかった。

そんな俺の状態を見て
ある時親がこう言ってきた

「あんまり車運転してないみたいやけど?」

「親父の車大きいし運転慣れないんだよね・・・」

そう言うと父親は少し考え

「・・・」
考えた言葉を父親が発しようと瞬間に

「好きな車買ったらいいんじゃない!」
と横からおばあちゃんの言葉が聞こえてくる。

「いや、バイクも買って買ってもらってるし・・・」

「ばあちゃん甘やかしすぎやろ。」

おばあちゃんの一言で家の中は
プチパニック状態になってしまった。

色々と家族の意見を出し尽くし
結論としては小さめな車を買ってあげるとなった。

そう決まると車には興味ないと言っていたが
いざ自分の車が手に入ると思うと勝手にワクワクしていた。

コンビニに寄れば中古情報誌を見て
「この車いいなー」と思い
バイクを乗っている時も横に止まった車を見て
自分が乗っているイメージをしながら
マイカーが手に入るのを楽しみにしていた。

そんなある日小、中の同級生のザキさん達と
集まって話している時に

「今度中古車買おうと思っているんだよね!」
「色んな車見すぎてどれがいいのか分かんなくなってきた」

そう伝えるとザキさんが
「俺のバイト先で中古車変えるよ!!」
「今度店長に会えるようにしようか?」

ザキさんがバイトしているのは
ガソリンスタンドだが中古車も購入できることを
教えてもらえると

「一人で悩んでいてもよく分かんないしお願い!」

「オッケーまた連絡するね」
と話をしてすぐにザキさんは
スケジュールを調整して話せる機会が来た。

店長は自分と会い次第
すぐ車の詳細を聞いてくれた!
「予算」「種類」「使い方」
自分の思っていることを伝えると
すぐに何種類かの車を紹介してくれた。

パッと見てみるとコンパクトカーの
写真を見ていると
「おっこの車かっこいいな!!」

ボディーは紫色!
コンパクトカーぽくないかっこいいデザイン!

その車種はマツダの”デミオ”という車だった。

バイクを買った時と同じ印象を受けた車に出会えた自分は
「この車がいいです!!」
そう伝えて自分の初車購入はあったいう間に
決まったのだった!



この記事が参加している募集

自己紹介

スキしてみて

最後まで読んでいただきありがとうございました。記事が気に入ったらシェアやいいねをしてもらえると嬉しいです。