見出し画像

開発者を支援し、重要なタスクに集中できるようにするプロセスの自動化に成功Raycastが約16億9100万円調達

【会社概要】
会社名:
Raycast
所在地:
ロンドン/イギリス
業界:ソフトウェア
CEO:Thomas Paul Mann
ラウンド:Series A
調達額:1,500万ドル(約16億9,100万円)
調達先:Johnny Boufarhat、Jeff Weinstein、Jason Warner、Ott Kaukver
参考記事:TechCrunch

https://www.cro-ra.com/

【事業内容】

画像:同社サイトより転載

同社は、開発者向けに生産性向上ツールを開発し、サービスを提供している。同社の目的は、コマンドラインにインスパイアされたインターフェースにより、開発者がそれらの情報を見つけ、簡単に更新できるようにすることだ。このプラットフォームにより、普段の過程やタスク、管理の自動化をできるようにすると同時に、開発者が重大なタスクに集中できるようになる。同社は2020年に設立され、元Facebookのソフトウェアエンジニアであるトーマス・ポール・マン氏とペトル・ニコラエフ氏によって創業。彼らが、Facebookでソフトエンジニアとして働いていた時に「ほとんど価値を提供しない忙しい作業に多くの時間を費やしていることに気づき、もっと重要な仕事に時間を費やしたい」という思いから、同社が提供するサービスが生まれた。

画像:同社サイトより転載

同社は、2020年に設立してから当初は130人ほどのユーザーが、現在では1万1000以上に増やし、その間にもプラットフォームで2000万以上のアクションが見られているほど、大きな成長を遂げている。今回の資金調達用途は、開発者やツールのコミュニティの構築に注力しながら、プラットフォームの成長を加速させるために使われる。また、現在チームが12人で構成されているが、多くの優秀な人材を募集し、チームレベルでのRaycastの導入も計画もしている。

【同社の特徴】

画像:同社サイトより転載

■強力で使い慣れたツール
拡張機能はTypeScript、React、Nodeで構築されている。npmのエコシステムを活用して、想像したものをすばやく構築することができる。

■UIを構築するのは簡単
ロジックに集中し、ピクセルをプッシュし、組み込みのUIコンポーネントを使用して、すべての拡張機能と一貫性を保つことができる。

■コミュニティとのコラボレーション
拡張機能を構築し、コミュニティと共有して、他の人からインスピレーションを得る。

■開発者の経験は何よりも重要
強く型付けされたAPI、ホットリロード、最新のツールを使用して、作業を簡単に行うことができる。

■開始が簡単で、拡張が柔軟
単純なスクリプトから開始するか、静的UIを追加するか、Reactを使用してワイルドになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?