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新卒先生へ~年度始めの仕事を知っておこう~その2


さて初日は周りのペースと知らない言葉のなかで疲れが残っています。がそれと共に本格的なことが始まっていきます
では2日目は…


1 午前中 校務分掌の部会

職員会議がある前にその提案は段階を踏んでいます。まず部会です。教務部、研究部、生徒指導部、保体部などがほとんどです。


急ぐものから決めていきます。特に「例年通り」が多いのですが、GIGAスクール構想、働き方改革のため、教務部や研究部は大きく舵を切っている学校は「長い」です。更に運動会が春にあるところは「保体部」は特に忙しい。プール運営に関わることも同時進行するからです

長くなる理由は2つ
転勤者へ説明と昨年度までに固まっていない案件です。

案をだせるといいてすが、ほっといて目の前にある提案文書を一通りその間に読んでおきます
学年に伝え、意見を集約することもあるので
わからないところはチェックして聞いておきましょう
これだけで2時間はかかるところもありますよ~
後は学年会の時間で。この時間が学年会をするのか、各自で学級、学年の仕事を進めるかで変わります。

2 午後 部長会とその裏での学年会

さて昼も終わり、学年会という名前のフリーの時間があるところと学年で用意する学年とに分かれます。
それは先程の部会で決まったことを部長と管理職で会議する部長会(学校により呼び方が違います)があります。そこに部長+学年主任が参加します。
その時間なのでフリーの時間か、学年で用意することを残りの先生で進めるかのどちらかです。

3 学年会か職員会議

先程の部長会が終わるとその日か次の日の職員会議で周知します。基本、職員会議は「報告会」なので粛々と「例年通り」か「昨年度からの変更点」だけが報告されます。

ここです!

「例年」「昨年度」を知らないわけですから変更点はマークして全体は後で目を通しましょう。もし提出期限があるものは「教務必携」というノートに書いておきます。
お薦めは卓上カレンダーを置いてそれに書き込む。バタバタでみんなタイミングが違うから何回もカレンダーを見る癖と書き込む癖がつくと効率が上がります

4 細々した自分の仕事リスト

さて今日は「フリーの時間」を何に使うかです。意外と細々と準備することがありますので
・自学級の名簿の印刷
30部くらい用意すると便利です。提出用だけで4枚あります。学級開きから必要なチェックが多数あるのでその度に印刷するよりとっても楽です
・カッター板にビニールテープを貼れるだけ貼る
10本とまではいいませんが複数本貼り、5cmくらいに切っておきます。学校によるのですが
靴箱とロッカーに名前、もしくは出席番号を書き、貼る作業があります。学級名簿が手に入った段階で確認し作業できます
・児童の名前のマグネットを作る
紙+ラミネート or マグネットシートで作る
どちらでもよいですが印刷するのにまだネットワークにうまくアクセスできないなら「手書き」でよいです👍大きさは3×5cmが最小です
5×8cmくらいで大きく書くがよいかと
・ネットワークに慣れる
ほぼ全部の自治体にはネットワークで処理できる(出欠席、通知表などの情報や日々の連絡事項等)
結構な採用率はC4th(シーフォース)がされているようです
自分でネットワークに入って名簿印刷ができたり月末の出席簿の提出などはこれらで行います。
あとはタブレット等の端末で行うこともありますよ
2日目まででこれだけできれば完璧です

次回は更に細々したものを整理して「学級開きへのステップ」をお伝えしま~す😁




 

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