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新卒先生へ~年度始めの仕事を知っておこう~その1

先生は特殊な始まり
「研修」なく行きなり現場に放り出される。そしてそこは「一人で切り盛り」することが要求され続ける。特に単学級の学校に赴任すればいきなり全ての準備をすることに
そこで卒業して先生未経験者の人へ「最初の1週間」ですることを細かく記しておきます


1 初日の動き~午前~

さて4月1日に辞令を受けとる。ここから自治体によって違います
・辞令式があってそこから午後に学校へ
(大体の政令指定都市がそう)
・朝イチで学校へ行き辞令を受けとりもう始まる
これでずいぶん違います。
ここから「ある呈」でお伝えします。
【朝イチ】
・自己紹介(転任者も同じ)
・入学受付(1時間くらい)

人手が足りなければ仕事をふられます。案内係がほとんどですが、小規模校だと受付お願いされるかも
受付→入学ハガキと既に行われた入学説明会で渡してある書類を受けとり記入漏れのチェック→入学式の案内等の書類が入った封筒を渡す
後は保護者が物品を受け取りに行く
ただ受け取った書類に記入漏れがあると書いてもらうことになります。
しかし名簿にない人がたまにいます。なにかわからないことは偉そうな人か教頭へ連絡

10時頃 職員会議
なんのことはなく、誰がどの学年を持つ、校務分掌、学校経営案や共通認識の確認などが伝えられます。
この「校務分掌」もですが、大体初任者は「教務部」か「保体部」、あって「生徒指導部」
簡単な仕事なはず。小規模校だと複数の分掌を任されたり、ブール運営、運動会運営担当になったりということがあります。つまり「見えないところの管理」か大きな学校行事を任されます。
学校の規模が小さいほど大学で聞いたことのない授業以外の「仕事」をいきなり任されます

午前はここまで

この間に職員室の机移動があります。学校によって「移動の仕方」は違いますが、初任者はすることはありません。荷物がないので😁
弁当は念のため持っていった方がよいかも👍
歓迎会を兼ねてる学校と学年に任せる学校があります。もって行けばみんな用意してるときに一緒に食べられるし、歓迎会や学年で外食するならそれは帰ってから家で食べましょう

で午後から学校へ行く人は
上記の職員会議から始まります

2 初日~午後~

さて学年でご飯を食べたら、学年会です。
ここで
・「副教材」の選定(テストやドリルを選ぶ)
・学年の仕事の割り振り(会計担当にされる?)
・どの学級担任か
・教科書の部数確認

順番は違いますが大体これらで初日が終わります。
会計担当を押し付けられることがあります。通常級担任であれば支援級との連携を取ります。
バターン1
通常級が「ついでに」頼む
バターン2
支援級の担任が頼む

のどちらかです。
会計になるとめんどくさいのはバスの手配とその処理。参加人数+引率者でバス代を割る。しかし欠席がいる場合、とらないので単価が変わります
それは事務の先生か会計に詳しい人に聞きます。

お疲れさまでした。まだ初日です😨
わからない言葉が飛び交います。遠慮せず「それはなんですか?」と聞いておきます。
「知ったかぶり」は自分の首を絞めるだけです😭ぜひ勇気をもって聞きましょう。それができるのが初任者の特権です👍

3 準備しておく細々したもの

時間があればほかの先生たちはやるべきことを進めていきます。それにまず焦ります。
ですからここでも特権を行かし、「先生は合間の時間になにを準備されますか?」と聞くとよいです。
私から初日にあれば使えるものを
カッター
カッター板
ホッチキス
ハサミ
セロテープ(台付き)
ファイル(クリアファイルやまとめておけるファイル)
ビニールテープ(白) マジックペン(6色)

自腹ですが持っていっておくと何かと使うことがあります。
もちろん中には「支給してくれる学校」もありますが使いたいときにどこにあるのかわかりません。これ、転勤者も同じなんです💦
それを探す時間の浪費が更に自分を焦らせます。なのでこの先の投資と思って買っときましょう
初日はこんな感じです。
加えて初任者指導の先生との打ち合わせが入ります
2日目以降はまた


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