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#江戸時代

「菜の花の沖」最終巻 胆力と誠実の巻

「菜の花の沖」最終巻 胆力と誠実の巻

北方船のことを知りたい、と読み始めたこの本。

最終巻は圧巻だった。

主人公高田嘉兵衛は、淡路島の貧しい家で生まれ、口減らしのために隣の集落の血縁を頼り、働いた。 

そこで、命を覚悟するような村社会のいじめに合い、遂には島を逃げ出し、神戸の血縁の廻船問屋を頼った。

立場は低かったが、船の動かし方や天候の見方、世の中の道理を鋭い視線で観察し、力をつけていった。

廻船問屋は、既得権益があり新参

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「菜の花の沖」第五巻 世界一周の巻

「菜の花の沖」第五巻 世界一周の巻

北前船のことが知りたい、と読み始めたこの本。

あらすじは。

第四巻では、蝦夷地やアイヌ人が物語のメインだった。

第五巻は、ほぼ丸ごと、日本との通商をせまる当時のロシアの話に。

ロシアの国の始まりから、司馬遼󠄁太郎は語りだす。

なんと、ロシアの原型のような国は、今のウクライナにあった。
キエフ政権とか、キエフ国家といったそうだ。

北前船の本を読むつもりだったのに、ウクライナの話しにまで

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