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【診断学を学びたい治療家、セラピスト必見!】診断学が身についた3つの理由

こんにちは。元原誠吾です。

セラピスト診断学研究所の運営をしたり、
オンラインフィットネスサービス、ウチトレの開発をしたりしております。

今日の記事は、「診断学が身についた3つの理由」というテーマで投稿させていただきます。
最後までお読みいただけたら嬉しいです。

本日のテーマ、「診断学が身についた理由」について、3つのポイントでお伝えします。


①整形外科医の仕事をしていたから
②一日に70人の問診をとっていたから
③答え合わせができる環境だったから


診断学に関する発信をしていますが、

「どうやってその知識を身につけたか?」という問いに対し、

私が柔道整復師として初めて勤務した整形外科での経験をお話します。


①整形外科医の仕事をしていたから

私が卒後、勤めた整形外科医院では、柔道整復師が医師の仕事のほとんどを任されています。

医師法では、『絶対に医師がしないといけないこと』以外は 医療従事者が行うことも可能です。(おそらくブラック寄りのグレーですが)

医師しかやっちゃいけないことは
・画像検査の指示
・画像検査の結果を患者さんに伝えること
・診断、治療法、処方の指示
・注射、手術
おおよそこの辺りです。

問診、診察補助、病態説明、整復・固定、手術補助は、医療従事者が医師の代わりに行うことができます。
もちろん医師の監視下の元でという前提です。

一日に数十人の問診を取り、数十人に病態説明を行い、数十人の整復・固定を行い、週に10例以上の手術補助を行う。という環境でした。
常に医師の側で、ものすごい数の患者さんを目にするので、診断学がいやでも身につくのは想像に難くないと思います。


②一日で70人の問診をとっていたから

土日祝日関係なく、365日診療している整形外科医院だったので、日曜日などはものすごい数の新患さんが来られます。

日曜日祝日は、当然他の院が閉まっていて当番医が数件開いているだけです。
ですが、スポーツは土日祝の方が活発に動いているので、ケガの割合は相対的に増えます。

ですので、比較的重症度の高い外傷も当たり前のように目にすることができます。
一日に、ACLの断裂3件、アキレス腱断裂2件、脱臼骨折合わせて10件などは日常茶飯時でした。

そんな多くの患者さんが来られる整形外科医院で、スタッフ3人に医師1人で診療を回す必要があったので、
問診を担当するスタッフは一日中問診室に張り付きでした。

結果、最も多い日で一日に70人以上の問診を取るような状況でした。
そりゃ嫌でも成長させられる環境だったように思います。


③答え合わせができる環境だったから

自分が取った問診に、必ず第一印象をつけることが義務付けられていました。

例えば、腰の痛みであればそれが椎間板由来なのか、椎間関節由来なのか、はたまた筋肉性の痛みなのかをきちんとメモに残し、
そのメモを他のスタッフが誰でも確認できるという環境でした。

となると問診をとるスタッフは『他の人にも見られる』という緊張感もあり下手な問診は取れません。
可能性がある病名を全て頭の中でリストアップし、絞りこむための理学所見を確実に取り2号用紙に明記する必要があります。

その状況で導き出された第一印象を、その場で即答え合わせをさせられます。
レントゲン、CT、MRIなど検査に必要なものはおよそ全て揃っています。
しかも MRI も複数台あるので、オーダー即検査の環境が整っていました。

単純に一日に70人の問診を取って、70通りの第一印象を判断し、70症例の答えを知る。
こんな環境で365日何年も経験を積めば、一定以上の診断学を身につけることは可能です。


これらのことと加えて、大きな経験だったな~と想っているのが、
『ほとんど休みなく現場を経験した』ことです。

一日300人以上の方が来院される施設で、毎朝6時から21時までほとんど休みなく、
問診、診察、画像読影、整復・固定、手術補助などの徹底した研修を受けられたことが財産だなと感謝しています。


お分かりいただけましたでしょうか。
本日のテーマ、「診断学が身についた3つの理由」について まとめてみました。


セラピスト診断学研究所では、週に一度、運営者が発信する二万文字のコラムを読めたり、来院された患者様の症例を、運営者に相談できたりします。

ご興味のある方は、一度YouTubeの動画をご覧になってからご参加ください。
それでは、今日も張り切っていきましょう。



●セラピスト診断学研究所とは?
治療家、セラピストが目の前におられる患者様の症状・病態を的確に判断し、最適な選択肢を提案できるように、個々にレベルアップを図るための任意団体です。

●どんな悩みを解決できるか
・来院された患者様の病態鑑別ができない、または苦手。
・来院された患者様が持ってこられた画像が見れない、または苦手。
・近隣の医療機関(病院、医院)との連携が取れていない、連携したい。
・ケガをして来院された患者様の外傷処置(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷)ができない、または苦手。

●どうやって解決するのか
→ 週に一回のコラム、メルマガ、動画、ライブセミナーの投稿による基礎能力の向上
→ 来院された患者様の症例を運営者に相談できる(または Q & A が共有できる場所に参加できる)
→ オフラインの集中セミナーを受講する

●対象
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ師、理学療法士、整体師、トレーナー

●入った方がいい人
→ 病態鑑別、診断学のレベルアップをしたい方
→ 整形外科領域に於ける画像読影を学びたい方
→ 医療機関(病院、医院)との連携を取りたい方
→ 外傷処置のレベルアップをしたい方

●料金(税抜表示)
・学生  1,980円/月額

・店舗従事者など有資格者  4,980円/月額

・店舗の代表者  9,800円/月額

※院および施設として複数人入会される場合
・店舗の代表者  9,800円/月額
 +有資格者一人につき 3,980円/月額


【セラピスト診断学研究所 公式YouTube】
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【セラピスト診断学研究所 公式HP】
https://playbase.co.jp/ranking/therapist/

【ご入会フォーム】
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