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時間断捨離【レバレッジ時間術】

時間管理が実に悩ましい。仕事に追われて休みを確保できなかったり、休みになっても動けなくなり、一日中布団の中でうずくまる(愛モルを吸う)で終わることが続き、いい加減どうにしなくては、と。

そこで本田直之さんの著書『レバレッジ時間術』をすがる思いで手に取る。本田さん自身、『レバレッジ・リーディング』でビジネス書は必要なところをじっくり読んであとはさらりとでOKとおっしゃっている。正確な内容は同書を参照してもらうとして、以下は読み拾って自分なりにアレンジしたメモ。

先に自分の人生の時間設計がある

  • 自分のやりたいことを「事業計画」にする

  • スケジュールは1ヶ月を先に立ててしまう(月のカレンダーで一覧化)

  • 「インプット=読書、学習機会、人に会う約束」と「プライベート」の時間をまず確保。

仕事から考えていたら仕事が自分の中心になってしまう。「自分が何をしたいか」から始まってこそ、仕事の時間も定まり、内容も明確になる。

忙しいのを言い訳にするのは、断りたい誘いのときだけにしよう。

仕事は常にシステムの構築・改善である

  • 結果を見てまずは分析

  • 仕事のスピードを上げるよりもやるべきかどうかの取捨選択

  • 常にその作業は最適化されているか? の疑いをもつ

  • かんたんにできる「作業」こそ後回し

システム(仕組み)はマシンやプログラムのアルゴリズムに限ったことではなく、人が動くフロー全体に存在する。そこがすっぽり抜けて、ツールを使うことにばかり頭がいってしまう。

まずこのタスクは何を満たすものか、これでベストかを常に確認。何も考えずにできる「作業」から始めると、一つ一つの作業が点になってしまい、余計に手間がかかる(それに溺れまくっていた自分に気づく)。

応用や発展させようものなら、ただただ作業が数倍になって忙殺。結果を受けてのフィードバックがないと、永遠に同じ作業をしつづけることになるので、まずは分析。ユーザーをみる。

どんどん人に任せる

編集、企画運営、PRみたいな仕事をしていると、一人でやるべきことの範囲があまりにも広く、定義されていないことも非常に多い。ので、全部一人でやらなきゃ・・となりがちなんだけど、周りを見渡して、渡せることは渡す。

逆によくあるのが、「文章の校正お願いします!」という非常に具体化された依頼にまんまこたえてしまうこと。まだ校正のまえにそもそも構成ができてなくない??とか、企画書がそもそもまとまっていないで表に出す文章つくっても、全然伝わらないですよね、というツッコミから入れる勇気を。

編集ってかなり重要なポジションであるはずなのに、仕事の領域が定義できないがゆえに忘れられがち。現代は何でも思いつきで始められちゃうもんだから、企画書存在しなすぎ。一人だけで完結できるならそれでいいけど、9割がたはチームで動くし、何よりお客さんに伝わってほしいのに、そこの整理がされてない(自戒もおおいに)。企画書も、設計書なんですよね。

という愚痴と反省が済んだところで、自分の時間づくりから始めてみます。では。


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