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テレワークゆり物語 (130)知床観光船事故から半年 #letsgoshiretoko

知床観光船の事故から、2022年10月23日で半年。
テレビや新聞などのメディアでは特集が組まれ、変わらない遺族の悲しみと怒り、行方不明者の捜索状況、そして地元の人たちの苦悩と信頼回復への努力。どのシーンを見ても、心が痛む。

ちょうど3か月前。知床観光船事故について、以下のnote記事を書いた。

地元の人たちは「知床に来てほしい」とはなかなか言えない状況の中、斜里町を好きな人たちが応援できる方法はないか。

知床の斜里町は、2015年から「テレワークで斜里町を訪れる人たち」を積極的に受け入れ、多くの企業の人たちとの絆を築き上げてきた。そのネットワークを生かしたい。

長女が「東北海道」の情報を発信をしているMy Eastern Hokkaido」で、知床を特集し、知床観光船の情報を掲載し、海外からの観光客へアピールしていくことを思いついたのだ。

しかし、海外からの個人旅行客の入国が可能になったのは、2022年10月11日本州よりも早く冬が来る北海道オホーツクでは、ほとんどの観光施設が、クローズしている。知床観光船も、すでに今季の営業を終えた。

長女が作成した、今年の知床観光船の様子を伝える記事を含むMy Eastern Hokkaido」をアピールするタイミングを失ってしまった。

英語だけど、地元視点の知床旅行ガイド

知床観光船の記事はこちら

海から大自然を満喫できる知床観光船の英語記事

いい記事を作ってくれたことを長女に感謝しつつ、なんとももどかしい思いだった。しかし、もともとの計画はあきらめない。

テレワークで斜里町とつながった企業のみなさんに、「来年の観光シーズンに向けた海外観光客へのアピール」を、地道にお願いしていく。

地元の斜里町では、観光船はもちろん、地域全体で自然体験型の観光の安全管理体制の構築に取り組んでいる。

NHKニュースでの、知床小型観光船協議会の会長の言葉が心に残る。

「"どうぞ来てください"というような、いまだそういう気持ちにはなれない。基本的に乗ったお客様に評価していただく。信頼をまた一から積み重ねるしかないののはずっと変わらないと思いますので。元どおりに近づけるような努力は今後も変わらないかなと思っています」

NHK「ほっとニュース北海道」10月22日放送から

微力ながら、そのお手伝いをしたい。


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