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テレワークゆり物語 (89)リアルに負けない出版記念イベント、5つの挑戦

「オンラインだから、リアル開催に比べて劣るのは仕方ないよね」
なんて、私たちが言ってどうするの?知恵を絞りましょう!

社長(私)の厳しい言葉が飛び交う、『テレワーク本質論』の出版記念イベント企画会議。(もちろんオンライン)

ということで、

目指すは、リアル開催に負けない「出版記念イベント」。

スタッフと共に悩んだのは、以下の5つ。

  • セミナーとイベントの開催時間をどうするか?

  • お祝いムードをどう演出するか?

  • セミナー内容をどう充実させるか?

  • ゲストとの記念撮影をどうするか?

  • 抽選会をどうやって実現するか?

知恵を絞り切ったその結果はいかに・・・。

■開催の時間帯

平日11:00-12:30という、中途半端な時間にしたのは、仕事中でも参加しやすく、かつ、楽しい会にするため。『セミナー』は仕事時間、『イベント』はランチ時間の二部構成とした。
弊社主催のテレワーク・セミナーは、ほぼ毎月、平日の11:00-12:00の時間帯に実施している。これを変えず、上司に「仕事のセミナーです」と胸を張って言えるセミナーにする。
一方、12:00-12:30は、イベントタイム。主賓からのメッセージや、お楽しみ抽選会。ランチ時間なので、気兼ねなく楽しんでいただける。

仕事でもイベントでも参加しやすいプログラムに

■お祝いムードの醸成

ZOOMウェビナーで、いつものセミナーごとく気軽に参加いただきたいという思いはありつつも、ZOOM画面だと、出版記念イベントの『お祝いムード』を感じにくい。そこで、弊社のバーチャルオフィス「Sococo」にイベント会場を別途設置。希望者は、そのイベント会場から、セミナー&イベント(ZOOMウェビナー開催)をご覧いただいた。
Sococoには、200を超えるデザインが用意されており、オフィスはもちろん、セミナーやイベント会場を無料で増設(?)可能。今回は、クリマスマス用のデザインを使ってみた。

バーチャル会場からの視聴も可能

■田澤由利のセミナー内容

今回のお客様はいつものセミナーとは異なり、弊社のセミナーが初めて、という方もいらっしゃる。また、本を読んで参加されている方も、未購入の方もいる。たった30分のセミナーだけど、全員に役立つ内容にしたい。(欲張りな、八方美人)

そこで、Youtubeで公開済の『2分でわかる  テレワークの本質とは?』動画とは別に、『5分でわかる  テレワークの本質とは?』という特別バージョンを初公開した。2分の本質の前に、田澤は何者か? と、本を書いた思いと背景を、3分で追加している。


そして、まだ本を読んでいない方に向け、本書で語っているテレワークお役立ちコンテンツから、5つを選んで、ご紹介。

「役にたった」と感想をいただいた5つのテーマ

さらに、本をすでに読んでくださった方に向け、本書に書き忘れた(笑)エピソード「表紙の色」について熱く語って、ちょうど30分で終了。完璧。

15年前の田澤由利の写真ありww

■ゲストとの記念撮影

リアルな出版記念パーティであれば、本を真ん中にして、ゲストと共に手を添え記念撮影をするのが定番。何かいい方法がないものか。
スタッフと知恵を絞った結果、ZOOMの新機能「イマーシブビュー」を活用。背景画像に書籍を埋め込み、あたかも同じ空間にいるようにポーズをとって、スクリーンショットを撮ったのだ。

楽しいトークをさせていただいた、脚本家 大石静さんとの記念撮影
フリーライター時代からお世話になってきた元日経ウーマン編集長、安原ゆかりさんと記念撮影
会議の合間に駆けつけてくださった、農林水産副大臣の武部新衆議院議員

そして、自由民主党 総務会長 福田達夫衆議院議員、すみません! 私どもの準備不足のため、イマーシブビューが使えなかったのですが・・・。

与党のテレワーク推進に尽力された自由民主党総務会長の福田達夫衆議院議員

リアルだと、金屏風のみかもしれません。オホーツクの四季折々のバックで記念撮影できたのは、オンラインならではでした!

最後に、リアル会場では会場外に張り出しているパターンが多い「お祝いメッセージ」。自由民主党 政務調査会長の高市早苗衆議院議員はじめ、たくさんの方からいただいたメッセージ、田澤由利からの感激コメントと共に、スクリーンで流させていただきました。

たくさんのお祝いメッセージ、ありがとうございました

■お楽しみ抽選会

そして、最後の難関は「抽選会」。リアルだと、来場時に抽選券を手渡しさせていただき、ガラガラポンで抽選。お名前を読み上げて、盛り上がるイベント。これまた、スタッフと知恵を絞った結果は以下。

  • 参加登録時の個別IDの「先頭3文字」を抽選ワードとする

  • 抽選会はエントリー方式とし、Q&A(投稿者名は非公開)に、抽選ワードと欲しい景品を送信いただく

  • 抽選は、無料の抽選サイトを使う

  • 当選者さんから、(良かったら)チャットに喜びのメッセージをいただく。

結果、なんとかうまくいった。(と思う)

オンライン抽選会

ちなみに賞品は、田澤由利の『サイン本』、または、カーリングのもぐもぐタイムで人気の北見のお菓子『赤いサイロ』。
「チャット」には、「本、当たりました! うれしー」や「落選したので、Amazonポチしました」といったメッセージが届きました!

ということで、なんとか無事、オンライン出版記念セミナー&イベントを終えることができました。

大切なことは、「オンラインでは難しいよね」とあきらめず、「オンラインでどこまでリアルに近づけるか」「オンラインならではのメリットをどう出すか」を考え続けることだと思います。

最後は、大好きな大石静さんとのトークシーンで。イマーシヴビューを活用し、笑顔が絶えない、楽しいトークでした。

大石静さんとの、楽しいトークもイマーシヴビューで

あらためて、セミナー&イベントに、駆けつけて(?)くださった皆様、視聴してくださった皆様、本当にありがとうございました。
また社長の「ムチャブリ」に応えようと頑張ってくれた、テレワークマネジメントの社員の皆さん、いつも感謝です!

※写真は、ZOOMの「PowerPointをバーチャル背景にする」機能(ベータ版)を使って、激しく動きながら講演する田澤由利。セミナーは臨場感がすべて。


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