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#34 【体験談】得意なエリアの増やし方(後編)

みなさん、こんにちは。流し(ながし)です。
現役で都内のタクシードライバーをしており、
そのかたわらタクシードライバーの転職エージェントの活動をしています。

前回は「#33 【体験談】得意なエリアの増やし方(前編)」という記事で都内でどのようにして自分の得意なエリアを増やしていったらよいのか私の実体験ベースでお話させて頂きました。

前回は広げていった手順として【phase1】~【phase3】までお話させて頂きましたので今回は【phase4】と【phase5】を解説して最後まとめで終わりたい思います。

それでは早速参りましょう。


■エリアを広げていった手順

【phase4】明治通りを中心にエリアが南北に広がる

【phase3】では新宿区と中野区、練馬区と杉並区を中心に営業をしていましたが、実車率はそこそこあったものの単価が伸びないという悩みがありました。ですのでやはり営業エリアの開拓が更に必要だと考え、新宿から明治通りをまっすぐ南に下ると渋谷や恵比寿があるので、渋谷と恵比寿の開拓、また恵比寿と近い目黒区の開拓も合わせて行いました。また新宿を飯田橋の方に向かうと文京区のすぐあるのでそこの開拓も行いました。そうすることで明治通りの縦のラインで営業することができるように、流す選択肢も一気に増えました。初乗務からだいたい半年くらいです。

また入社当初から新宿が一番得意でしたがまだ歌舞伎町では営業が実際にはできていませんでした。どうしても歌舞伎町が怖いイメージがあったからです。ですがこの時期にもなると仲間が歌舞伎町を得意としていたこともあり一回入ってみたら思いのほか怖いイメージはなく、またホストの方々達も礼儀正しい人が多くだんだんと歌舞伎町が好きになっていました。こうして私の一番得意である歌舞伎町での営業が始まりました。

歌舞伎町の例はあくまで一例ですが、営業できるエリアを広げつつも既存の自分のエリアの濃度も上がっていました。広げながら中身も濃くしていくそんなイメージです。

【phase5】新宿を中心として更に全方位的に営業エリアが増える

ちょうど上記のような営業エリアになったのは初乗務してから約1年半くらいだったと思います。【phase4】と比べて北は池袋が増え、深夜の営業エリアに西池袋も増えました。また苦手としていた六本木や麻布、新橋や赤坂もデッキに加わりました。神楽坂もこの時期から得意となりいつもいくようになりました。こうして比較的ロングが見込めるエリアも加わったことにより単価が上がり売上も更に上げることができるようになりました。

やはりこのくらいエリアがあると曜日や天気、時間によってエリアの使い分けができるようになって効率が上がってきたなと感じます。

ただ残念なことに私はここでおおまか成長は止まってしまいました。これから先に1年近くエリアの拡大ができていません。ほんとは銀座や丸の内、人形町などのサラリーマンがいらっしゃるエリアの開拓をしなければなりませんし、羽田空港も勉強しなければなりません。私がこの持っているエリアで満足してしまったのもあると思います。そう思った瞬間にエリアの拡大の勢いは止まってしまいます。

■総括

今回ご紹介させてもらったものは完全に私の場合です。ですので正解はありません。新宿から始める必要もありません。ただ1つ言えるのは、1つ自分の得意なエリアを作ってから隣接している地域にどんどんアメーバ状にエリアを拡大していくと良いのかなと思います。そうすることで既存の得意のエリアと開拓エリアの親和性が高いので既存のエリアの中身を濃くしながらエリア開拓ができるような気がします。

また私のように既存のエリアで満足してしまうとそこでエリア開拓の成長は止まります。私にも言いたいですが、得意なエリアが広い方がいろいろな立ち回り方ができますので更に売上は上がるでしょうし、効率も上がると思います。私も引き続き東のエリアの開拓を頑張ってみようかなと思っています。

いかがでしたでしょうか。本日の記事は以上になります。

またタクシードライバーに関するご質問をX(旧Twitter)で24時間受け付けてますので遠慮なくDM下さいませ。
X(旧Twitter:https://twitter.com/taxi_nagashi

それではまた次の記事でお会いしましょう。

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