フロリダ州でおむつの消費税がゼロに
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのニュースから。
これは本日7/1より
フロリダ州でおむつやベビーベッド、ベビーカーなどの赤ちゃんグッズの州売上税がゼロに!
というニュースです。
この減税は以前に減税新聞でも取り上げた、
フロリダ州知事によるおむつや子供服などの売上税の完全撤廃案
が具体的に法制化されたものです。
こうして有権者への約束をどんどん実現化していく姿勢は、本当に羨ましいですね。
選挙前だけ減税を掲げるどこぞの国会議員とは大違いです。
と言っていても始まらないのでニュースの中身を見てみましょう。
フロリダ州でベビーベッド、ベビーカー、おむつなどのベビー用品が非課税に
フロリダで幼い子供を持つ親達は、子育ての必需品であるオムツを今までより安く買うことが出来るようになった。
さらに尿漏れパットが必要な人々も、減税の恩恵を受けるだろう。
ロン・デサンティス州知事が5月に署名した減税法案により、オムツと尿漏れパットは恒久的に売上税が免除されることになった。
予算から3,510万ドル以上を得たこの減税法案は、7月1日に施行される。
この法律ではオムツだけでなく、下記のような赤ちゃんグッズも売上税がゼロになっている。
素晴らしいですね。
一方、日本では「異次元」とか「骨太」などの威勢の良い言葉だけで中身の無い「子育て支援」は聞こえてきますが、減税議論は1円たりともされていません。
700人を超える国会議員がいるのも関わらず、フロリダ州のデサンティス州知事のような提案をし、実現に向け議会や有権者を説得する国会議員は皆無です。
もう一度言いますが
フロリダ州知事のような減税を提案をし、実現に向け議会や有権者を説得する国会議員はゼロです。
なので勝手に
「おむつの消費税ゼロ」運動
を始めました。
詳しい内容はぜひリンク先を読んでいただきたいのですが、簡単に運動を説明すると
求めるのは「おむつの消費税ゼロ」
そしてその減税の予算は
「政党交付金の削減」
です。
毎年税金から年300億円も取っていく政党交付金の3割強を減らせば、おむつの消費税ゼロは可能です。
「おむつの消費税ゼロより政党交付金の方が大事」というなら別ですが、そうでないなら何の問題も無いはずです。
特に「身を切る改革」を掲げる政党は大賛成してくれるはずでしょう。
さて、この「おむつの消費税ゼロ」運動ですが、リンク先でも説明しているように運動内容は「自由」です。
ただひとつだけ気を付けてほしいことがあります。
それは論点を変えない事。
「おむつの消費税ゼロ」の論点は当たり前ですが
「おむつの消費税ゼロに賛成か反対か」
です。
でもこの話をすると「子供服も減税すべき」「粉ミルクも対象に」と話に広げがちになります。
そう言いたい気持ちはわかるのですが、この運動に対してはそうした行為にメリットはありません。
その時点で論点は「おむつの消費税をゼロに」ではなく「何を減税すべきか」に変わっているからです。
この話は「子供服や粉ミルクの減税を論じてはいけない」ではありません。
どんな減税だろうがおおいに求めるべきです。
しかしこの「おむつの消費税ゼロ運動」では
「おむつの消費税ゼロに賛成か反対か」
以外はしないことを推奨します。
論点を変えることは相手に逃げ道を与えます。
「おつむだけでなく粉ミルクも」「それならベビーカーも」と永遠に話を広げられることは、おむつの消費税ゼロに反対の人にとっては「反対」という言いにくい答えを言わなくてもよくなるので非常に好都合なのです。
そうではなく「おむつもいいけど子供服も減税すべき」には「私もそう思うけどそれはそれとして、おむつの消費税ゼロにすることに賛成?反対?」、「財源は政党交付金より他の無駄を無くすべきだ」にも「政党交付金は例であって財源はなんでもいい。で、おむつの消費税ゼロにすることに賛成?反対?」とどんな質問でも、おむつの消費税ゼロにすることに賛成か反対かを答えさせることが大事なのです。
他の減税の話は別でやる。
「おむつの消費税ゼロ運動」の時は論点に拘る。
これを必ず意識していきましょう。
こうすると反対の人は、賛成とも反対とも言わずに必ず口ごもったり「基本的には賛成だけど」とか「賛成反対という極端な話ではなく」と誤魔化したりしだすので良いリトマス紙になるはずです。
「賛成!」と即答しない人は全員反対派ですから説得しても無意味です。
その時間を賛成と即答できる人を探しに行く時間に当てる方が有意義でしょう。
「おむつの消費税ゼロ運動」はこれまでの減税運動と同じ「政策議論の場」ではなく「政治運動」です。
いかに賛同者を増やすかという運動ですので、ゲーム感覚で楽しみながら仲間を少しずつ増やしていきましょう。
「論点を変えない」は、それを効率よくするためのテクニックと思って頂ければと思います。
ということで今日の記事はここまで!
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