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疲れやすい・鬱っぽい・不眠がち📌40代は生活を変えるタイミング【更年期】

昨日の「40代女性はカラダもココロも変化する📌「女性ホルモン・更年期」 Q&A11選」に続いて、カラダとココロが変化する40代女性についての続編です。

「更年期」という表現を避ける傾向もありますが、誰しもが成長とともに女性ホルモンの分泌量が減少する45~55歳を一般的に更年期と呼ぶので、「人生the3rdステージ」に入る準備期間のこと。 

この準備期間中に、きちんと自分のカラダと向き合い、人生後半を楽しく、健康に、有意義に過ごすために、今までの生活習慣・食生活・健康管理と、思考パターンの点検をする必要があるのです。QOLを上げ、笑顔でHAPPYな人生を送るための対策期間と、前向きにとらえて過ごしましょう♪


すべては自律神経の乱れからはじまる

自律神経は体中を駆け巡り、生命活動をコントロールしています。更年期の症状にも、自律神経のアンバランスに起因するものが多くあります。急に食べれなくなったものがあったり、化粧品があわなくなるのもそう。 

70%の女性はさほど深刻にならずに乗りきれますが、家庭不和・介護などストレス過多の環境にいる人や、完璧主義・マイナス思考の性格の人は、症状が重くなる傾向が強いので気をつけて。

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こんなカラダの不調はありませんか?

更年期に現れる症状は100種類以上あるといわれています。そのため、体の不調を更年期のせいと決めつけて、病院へ行かず、他の病気を見過ごしてしまうこともあるとか。 自己判断は禁物です。

🔴 鬱病と、更年期のうつ症状の違い

更年期のうつ症状は、エストロゲンが減少して自律神経が乱れると、幸福感をもたらす脳内物質β-エンドルフィンが減少し、「うつ症状」が出現します。
精神科の「鬱病」は脳機能に問題がある病気。HRT(ホルモン補充療法)や漢方を使ってうつ症状を改善することも可能です。血中の女性ホルモン値やうつのときに低くなるセロトニンなどを計測し診断します。


🔴 睡眠障害「眠れない」

更年期の不眠は、2つのパターンがあります。1つは、「ほてりやのぼせ、寝汗がひどくて眠れない」というケース。これらは血管運動神経症状なので改善可能。睡眠の質もよくなりますが、「気持ちが落ち込む」という、うつと密接にかかわっているケースは時間がかかりそう。「むずむず脚症候群」も眠りの質が下がりがち。



🔴 更年期の発汗、動悸は甲状腺の病気かも

更年期とよく似た症状は、甲状腺の病気でも現れます。甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を司るホルモン。これが不足する「甲状腺機能低下症(橋本病など)」では、全身の代謝が低下するので、疲れやすい、冷え、体重増加などの症状があります。
一方、多すぎる「甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)」は、エネルギー消費が多量で、疲労感、イライラ、多汗、動悸、体重減少などが現れます。血液検査や超音波検査で診断します。


🔴 不正出血は子宮がんかも

更年期の月経不順と間違えやすいのが、子宮がんによる不正出血。40代以降に急激に増え、50~60代でピークを迎えるのが、子宮内膜にできる「子宮体がん」。月経があるうちは、がん細胞が増える前に子宮内膜がはがれ落ちるので発症しにくいのですが、閉経後は月経によるデトックス機能がなくなりリスクが高まります。


🔴 肩・腰・関節・骨の痛み

エストロゲンには、コラーゲンを増やして関節の動きを滑らかにする潤滑油のようなはたらきがあります。女性ホルモンの分泌が減少すると、関節の動きが悪くなったり、肩コリや腰痛が出たりすることも。エストロゲンには、免疫を安定させるはたらきもあるので、閉経後は、自己免疫疾患であるリウマチになる方も増えます。
また、加齢により骨量も減ってくる時期なので、骨折も増えてくるので注意して!


🔴 乾燥がひどい

エストロゲンが減少するとコラーゲンが産生されなくなり、皮膚や粘膜の潤いや弾力を保つ機能が衰え、乾燥しやすくなります。その結果、皮膚、目、口の中、膣や外陰部など、体のさまざまな場所で乾燥がはじまります。自浄作用が弱まるので、炎症をおこしやすい状態になっているので要注意。
また、骨盤底筋もエストロゲンの減少とともに衰えていくため、尿もれや頻尿なども増えてきます。


🔴 記憶力の低下

加齢以外に、エストロゲンの減少も記憶力の低下に影響します。エストロゲンには脳の血流を増やすはたらきがあるほか、脳を活性化させる神経伝達物質・アセチルコリンの合成に必要な酵素を刺激するはたらきがあります。そのため、「単語が出てこない」「覚えられない」と感じるのが増えます。

🔴 更年期症状と似ている他の病気

*関節の痛みやこわばり →  膠原病やリウマチ (自己免疫によって炎症を引き起こし痛みが生じる疾患)
*動悸や息切れ →  狭心症などの心臓病
*頭痛やしびれやめまい  →  脳梗塞や脳腫瘍、メニエール病
*頻尿  →  過活動膀胱
*むくみ  →  腎臓病、心臓病
*咳  →  咳喘息
*じんましん  →  アレルギー、肝臓機能の低下


ホルモンバランスを整えるセルフケア

更年期中に、「人生the3rdステージ」を楽しく過ごす準備をするのですが、美腸になる食事習慣に変えてみるのは最適です。大豆のイソフラボンは、幸せホルモン:セロトニンの原料にもなるうえ、発酵食品は腸活に必須。

入浴や、睡眠の質を上げることも重要です。
また、とりわけ、更年期中ほど、運動はとても重要!
更年期に適度な運動が必要なのは、血流をよくして、ストレスを発散することが自律神経のバランスを整え、女性ホルモン低下に負けない体を作ってくれるから。
マラソンなどの激しい運動は、活性酸素を増やしてホルモンバランスを整えてくれないので、更年期世代には逆効果です。ウォーキングやヨガなどのゆっくりした有酸素運動がオススメです(*´▽`*)


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