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毎月1日更新🔸10月の美腸活ワンポイントアドバイス

毎月1日にその月の節気をふまえた養生方法などをワンポイントアドバイスでお送りしています。

今月10月の美腸活ワンポイントアドバイスは・・・

【乾燥が進む秋は「肺」に注意!皮膚も体内にも潤いを】

10月は、寒露・霜降という節気があります。過ごしやすい時期ですが、乾燥と昼夜の気温差に気をつけたい時期です。穏やかに体を温め、胃腸をいたわり、身体の水分を守ってあげることが大切です。

皮膚や粘膜の潤いも保っておくと、風邪やウイルスなどの「邪」の侵入を防ぐことができます。

秋分を過ぎて秋が深まると、空気の乾燥が進むため、呼吸器系を司る「肺」が弱くなりやすい時期です。 

酸素を全身に送り込み、二酸化炭素を回収している肺は、水分調整にも関わりが深く、東洋医学では、肺は呼吸器、水分と密接な関わりがあるとされています。

腸活にも大事な水分は、ミネラル豊富でイオン化された天然水を選びましょう。朝晩の水分補給で、陰を補うことが大切です。

肺炎球菌について


日本人の死亡原因の上位を占める肺炎ですが、亡くなる方のほとんどが65歳以上です。
高齢になるとちょっとしたきっかけで肺炎を起こしやすくなり、急激に症状が進むこともあります。コロナとともによく耳にすることになった肺炎球菌についてご紹介します。

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┃ 肺炎球菌ってなに?
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その名の通り、肺に感染して「炎症」を起こします。肺炎球が原因で起こった肺炎は全体の2~3割を占めています。

肺炎球菌は莢膜(きょうまく)という、細菌が分泌する多糖類やポリペプチドからできた分厚い膜につつまれています。そのため、白血球など体の免疫機能が働きにくいのが特徴です。さらに、抗菌薬(抗生物質)が効かない耐性菌も登場しており、肺炎球菌感染症は重症化しやすいという特徴もあります。

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┃ どんな人がかかりやすいの?
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肺炎球菌による感染症にかかりやすいのは、免疫機能が未発達の5歳未満の乳幼児と、65歳以上の方です。

小児の細菌感染症の主な原因菌であり、また高齢者の一般的な肺炎の原因で最も多い菌の一つです。65歳以上の方は健康そうに見えていても加齢とともに、免疫を司る細胞の数が減少し、免疫機能が低下しているため、感染症にかかりやすくなっています。

また、糖尿病、心疾患、呼吸器疾患、腎不全などの慢性疾患をお持ちの方や、病気の治療中で免疫が低下している方、たばこを吸っている方なども感染のリスクが高いことが分かっています。

さらに、高齢の方は咀嚼・嚥下機能などの低下による誤嚥を起こしやすくなります。また、食事中のみならず、唾液中に含まれる細菌が体内に入ることで肺での炎症が起き、肺炎球菌にも感染するリスクが高まることも懸念されています。

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肺炎球菌は、小児では無症状での保菌が多く、成人でも3~5%くらいの割合で喉や鼻に常在している細菌でもあります。保菌している人が何らかの疾患を発症するわけではなく、咳をすることによって唾液などを通じて人から人へ感染します。(飛沫感染)

健康な人では症状はでませんが、免疫力の低い状態の人に感染すると重症化につながります。

コロナ対策同様、手洗いうがいとマスクの着用で飛沫感染を防ぎつつ、規則正しい生活と、腸活×菌活をしっかり行い、免疫力を高まることが重要です。

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