別れを知って強くなる
歯医者。それは人類が行きたくない所ベスト3に入る所(私調べ)
美しい歯をお持ちの人にとっては、美を保つためのエステか何かと同じだろうが、虫歯や歯周病持ちの多くの人々には、怖い人が怖いことを仕掛けて来る場所である。
あの音!あの音がいかん!もっとなんかイイ感じの音にしてくれよ!!
歯並びが悪く、子どもの頃から歯医者にお世話になっていた私にとっては、最も行きたくない病院ナンバーワン。
そんな歯医者に、ある日私は定期的に通わなければならなくなった。
がん細胞をやっつける薬は敵味方関係なく攻撃するため、自衛軍である白血球まで攻撃して減少し、免疫力が低下する薬もあって、雑菌の溜まり場の口腔内のケアが重要。
その薬を服薬する前に、院内の口腔外科へ。
そこで抜かなければならぬ歯が発覚した。まぁそうだろうね(諦め)
そして歯が一本無くなった。もう生えてこない。
(ここでタイトルを一部回収)
なんか良い歯を入れてくれるのかと思ったけど、そんな提示は無かった。
「なんか良い歯」って何だよ笑。
更に虫歯の治療と口腔内のメンテナンスのため、町の歯医者さんに通うことになり、3月からずっと歯医者に通っています。
そこは開業して何十年なのか、実は偉い人らしいおじいちゃん先生と仲間たちの古い病院で、いつもユーミンの曲が流れていて、青空の壁紙が貼られている。昭和臭が凄い。落ち着く。
おじいちゃん先生の指導で、今では毎日4回歯磨きをしている。
起床後1回、朝昼晩と食後に各1回。
家にいると朝食後がちょいちょい飛んでしまうんだけど(ぉぃ)、仕事の日は職場近くで朝食を食べるので(出勤時間が早すぎて家で食べると仕事始まった頃にお腹が空く)、出勤してから広々トイレで毎朝歯磨き。
たぶん「この人毎朝ここで歯磨きしてるけど何?!」って思われてんだろうな〜なんて思いつつ、結構な時間をかけてシュコシュコやってます。
歯と歯茎の間にブラシを当ててシュコシュコ。
歯間ブラシで歯と歯の間をシュコシュコ。
この調子で数ヶ月。
歯茎の出血は無くなり、シュッとしまった良い歯茎に!ウェーイ!
(ここでタイトル全回収)
おじいちゃん先生にも褒められた。嬉しい。イシシ。
歯磨きって大事なんだね!(今更)
歯周病を放置していると、最悪歯が勝手に抜けるようになる。
そういうのはあんまり知られてない気がする。
おじいちゃん先生によると、歯周病にかかってない大人の方が少ないらしく、歯医者は虫歯を治したら行かなくなるのが大半で、歯周病の治療に時間をかける人はあんまりいない様子。
歯磨きの仕方が悪いまま、どんどん歯茎の状態が悪くなっていくのだ。
これを読んだ人には、虫歯が無くても一度口腔内の状態を確認しに歯医者へ行くことをオススメしたい。
大事なことなのでもう一度言いますが、もう抜いたら生えてきません。
そして、歯が1本無いと美味しい物が食べづらいです。これが辛い。
美味しい物を美味しく食べるために、口腔内を正常に保ちましょう(誰)
朝起きた時はすぐ歯磨きを。
寝起きの口の中は便器と同義です。マジで。
さて、口腔内の状態はいいんですが、12月頃にした検査で、骨盤に新たな転移が見つかりました。小さめだけど。
とはいえ、他の転移した箇所は大きさ変わらず。
元々の患部(乳房の)は薬が効いて縮小傾向。
いいじゃん、いいじゃん。
現在は、時々骨盤のが痛むことはありますが、それより首の周りが痛くてだな。
腋下リンパ節に転移はあるけど、頸部リンパ節には無いはずなのに。
担当医(実家に戻ってから通院していた大学病院が遠いのと経済的な問題で、別の病院を紹介してもらって通院している)に訴えたのは4月頃。
時間の関係で別の医師に代わって訴えても、どちらもPCに症状を入力して終わり。
「痛むなら痛み止め出しましょうか?」
いや、そうじゃなくて。原因が知りたいんだよ。
「痛み止めならまだあるからいりません」
薬飲むほど痛いわけじゃないんですよ。
なんか首んとこゴリゴリしてるけど。
乳腺外科医からしたら、頸部は専門外だからわからないんですかね?
疑問だけが残る。
とりあえず専門医である町の耳鼻咽喉科に予約を入れたんで、今度そっちで診てもらうことにした。
わからないって言えないのかな?
お医者さんって何かを提案したりしない人たちなのかな?
友人たちからは、「もっと親身になってくれる病院を探した方がいい」と言われるけど、正直この地にそんな医者がいるのだろうか…。
やっぱり東京を出るべきではなかったのではなかろうか?
今は小人が蔓延っているので移動はできないけど、最近そんなことばかり考えている。
(画像は癒しのスマホゲーム「Sky 星を紡ぐ子どもたち」の雨林エリアでフレンドと。数ヶ月ぶりに散策して癒されまくっている)
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