011 「普通が一番ややこしい」
今日の一品は「ジェノベーゼスパゲティ(失敗作)」
材料は、ジェノベーゼソース(生バジル、ニンニク、松の実、パルメザンチーズ、オリーブオイル)、プチトマト、粗藻塩(小豆島)、黒コショウ他。今日のポイントは、手作りジェノベーゼソース!のはずが失敗に終わりました・・・。ソースの素材をミキサーに入れたのですが、その入れ方が間違っていました。あと、バジルをもっと入れたらよかった。味はまあまあですが、ややオイル多めになってしまいました。
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社長&専務:ではでは、いただきます♪
社長:先に言うておくけど、今日は失敗作やで(フォローを期待)
専務:美味しくないけど一応食べれるわ(バッサリ)
社長:フォローなし(涙)、、、まあいいか。
敗因は、ミキサーに松の実とかニンニクとかを先に入れてしまったこと。後に入れたバジルが全然粉々にならず、色々と時間がかかっている間に、香りや色合いも飛んでいってしまった。あと、もう少しミキサーを事前に冷やしておけば・・・
専務:ちょっと何言ってるかわからんけど。次に期待!
社長:専務興味なし(涙)、次はもっと美味しくしてやる!
専務:突然やけどさ、「普通」って言葉は怖いよね〜〜。
社長:といいますと?
専務:人間関係がもつれるときに、「普通はこうよね!」「普通に考えるとこうよね!!」「普通はこうするのになんで!?」って言葉が連発するなぁと。そして、その「普通」が見事に食い違っている!
社長:ああ、分かるわ!夫婦喧嘩でも、「普通は◯◯やろ!」→「ちゃうわ、普通は△△が当たり前や!」のラリーが続く時あるなぁ。
専務:結婚絡みで両家のやりとりがややこしくなるときも、だいたいは会話に「普通」が連発していると思う(色々と思い出しつつ・・・)。
社長:(結婚系はややこしいから深追いせずに・・・)そうやね、職場の人間関係や近所づきあい、はたまた、国と国の争いも似たり寄ったりかも(まるくおさめておく)。
専務:うんうん、スバリ、「普通は〜」は「争いの種」!!
社長:そのとおり!ちなみに、「普通は〜」にはその人の意見や価値観が見え隠れするのだろうけど、そもそも意見や価値観は誰しも違いのあるもの。なぜに「普通は〜」が出てくるとややこしくなるのかなぁ?
専務:どういうこと?
社長:たとえば、AさんとBさんがいて・・・
Aさんが「ぼくは◯◯と思う」という風に言えば、もしかすると、Bさんは「ああ、そうなんだ(私とは違ってAさんは◯◯と思ってるんだ)」ということになるかもしれない。少なくとも、「なんで◯◯と思うの?」という疑問として会話が繋がると思うねん。
専務:一応の対話が成立するってことやね。
社長:そう!でも、もし・・・
Aさんが「普通は◯◯だと思う」という風に言ってしまうと、Bさんは「普通ってどういうこと!?(なんかムカつく)」ってなるような気がする。
専務:自分とは違うものを押し付けられてる感じで、嫌な気持ちになるな。こういう上司とかリーダーとか世の中にはいるよね〜、仕事できる風を装って(ブツブツ・・・)
社長:まあまあ(汗)
じゃあ、なぜ、Aさんは「普通は〜」と言うのだろう?
専務:ほんとに押し付けたかったからかもしれないね。言うこときかせてやろうとか、反論させないようにしようとか。
社長:確かに、ほんとに意図的に同調圧力をかけてるときもあるかもね。
専務:あるいは、ちょっと責任逃れというか、自分の意見のくせに、客観的な正論として装いたいときに言っているときもありそう。自分じゃなくて周りが言ってるから!みたいなときとか。
社長:もしくは、意図してなくても、心の奥でそう思っていることが無意識に言葉として出たのかもしれないね。
専務:確かに。「自分は絶対にこれが正しいと思っていること」って、当たり前だと思っているから、そうではないことに出会うと、驚いたり、怒ったり、感情が揺れるものね。
社長:そうね。感情が揺れると、「普通は〜」的な言葉が無意識に表れるのかも。カウンセリングのときにそういう言葉をちゃんとキャッチできるようにしたいね。私たちもきっと無意識で「普通は〜」を言っているときもありそうね。
専務:私は結構言いそうになる(反省)
社長:たとえば?
専務:後輩とか、特に新人のメンバーに仕事を教えるときとか言ってるわ。自分にとっては簡単な仕事を丁寧に説明しているのに、新人が全然理解できてないとき。だんだん、こっちもイライラしてきて、「普通はわかるやろ!」って言いたくなる(そろそろ分かれ〜!うんって言え〜!このやろう〜っ!て)
社長:あるある!!
専務:「普通は〜」は空気読め〜ってときもあるのかもね。
社長:「普通は〜」の背景にはまだまだ色々なことがありそう。。。
専務:ということで、「普通は〜」と言ってしまったり、言いそうになったり、頭にふと浮かんだときは、ふと、立ち止まりましょう!
社長:その時は、まさに「自分の絶対正しいと思うこと」を疑ってみるとき。つまり、それは、新しい何かに気づくチャンスかもしれない!ビジネスでも業界の「普通は〜」を超えたところに新しい何かがある。国と国もそれぞれの世界観の「普通は〜」を超えたろころに新しい何かがある(と祈っている)。
社長&専務:ではでは、ごちそうさまでした♪
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