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サラリーマン人生「時間が足りない」が口癖になった。
学びは大事だが、勉強=収入UPの図式はない。でも収入は上げたい!
だからこそ本書を手に取った。

学生と社会人の勉強方法の違い

学生テストは「答え」が必ずあり、解き方やパターンは決まっているので、暗記したり、時間をかければ解けていた。しかし、社会人に「答え」はない。最善・最適解がいいところ。だからこそ、そもそも勉強する方法を変える、ことを先ずは理解しておく。

どうやって勉強するのか?

答えは「アナリストの勉強方法を真似る」ことだ。
アナリスト?なぜ?と思ったが理由はこれだ。世界経済フォーラムの予測では、2025年に事務職や工場労働者など、約8500万人の雇用が失われる。一方で、データアナリスト・デジタルマーケティング専門家の分野は約9700万人の雇用を生むと公表。要はアナリスト的スキルが人生勝ち残る方法なのだ。

アナリスト的スキルってなに?

分析する能力、好奇心、拾い上げる能力、情報発信力、コミュニケーションスキル、判断スピードである。これらを磨く方法が次だ。

具体的な方法5選(高速勉強法)

あえて昇格を目指す。

転職しようとも考えた。起業しようとも考えた。どちらもリスクだ。何がリスクって、関連情報を知らないことだし、働く環境を変えることだ。だったら、今の会社で昇格して、環境や職制を変えることで、自分自身を成長させた方が、収入UPには超近道だ。
→昇格を目指して、今の仕事を全うしてみる。

毎朝5分だけ1面の見出しを見る。本を読むのはその後。

日経新聞でもいい。ニュースサイトでもいい。毎朝、かならず新しいインプットをすること。本はまとまっているが鮮度が遅いことが難点。だから毎朝鮮度の高いものをインプットしてから、深堀に読書を活用する。これも学生勉強法とは真反対だな。さらに出所は信頼できるところに絞る事。Twitter・インスタと個人発信は避けるのがベター。
→毎朝「LINEニュースサイト」「日経新聞の見出し」を読む。所要時間は10分あれば十分なので、通勤前の自宅朝食とかに見ることから始める。

睡眠7時間×パフォーマンス8割

全力投球は良いが、一夜漬け・その場限りの底力では成長しない→スキルにならない=収入に繋がらない。経営層・企業から見ても、ハイリスクハイリターン人材より、コンスタントに成績を出す奴の方が圧倒的に価値がある。だから睡眠はしっかり、全力投球しすぎないことを念頭に置く。ちなみにパフォーマンス8割も1年目と10年目では差はあるので、心配無用でパフォーマンス能力そのものは上がり続ける状態になる。
→睡眠7時間・・が出来そうで出来ない。だからTwitterやゲーム時間を減らしてまずは0時には寝よう!そして仕事はちょっと手を抜こう。資料作成の完成度、社内提出物など影響の少ないところを手抜きしよう。

雪だるま式の成長術

資料作成時、完成度100%で見せるのはダメ。必ず8割完成した時点で見せること。そうすれば第三者・上司・同僚から異なった意見(大半自分では気づかない視点)が出るので、そこからブラシュアップをする。そうすると自己完結型より、一回りも二回りも成長速度が上がる。朝インプットした知識もアウトプットしてナンボの世界。今朝仕入れたものをアウトプットして、指摘を受けてさらに成長。だから優秀な人とのパイプは持っておくべきだ。
→報連相はより緻密に(昔怒られた経験あった・・)。朝にインプットした情報は、その日のうちに誰かに話す(家族でもいいや)。優秀な人を真似てみる。

ビリオン(億を稼ぐ)保険営業

年収億を稼ぐ保険営業マン。売り物は保険だが、訪問前には財務諸表や決算書を見る。そこから業界動向を照らし合わせて、企業や経営者にアドバイスを知る。ウィークポイントもきちんと話す。そりゃ信頼されるもんだ。要は事前準備は念入りだし、保険をただ売るのではなく、コンサルタント的に、相手の立場で考えている。与えられたお題ではなく、与えられていないお題こそ、どんだけ見つけて、結果商材と結びつけるか。この観点をもって営業・人との接してみることが大事。1現場=1恋愛。
→事前準備不足は否めない。恋愛するように、その企業を見つめなおしてみよう。



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