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「ファンやめます」の無意味さ


何か有名人やアイドルが不祥事を起こしたときにSNSでよく目にする「ファンやめます」とか「ショックです」とかいう言葉。


私の意見では勝手にどうぞ、である。

勝手にファンをやめて勝手に落ち込んでくれと思う。


しかしわざわざ書き込むことであろうか?


そういう類の書き込みをする人はきっと仲間がほしいのだと思う。

1人では感情を抑えきれないから皆と共有し、分散させたいのだ。



だがこの問題はSNSの視点で見ると、意見が変わる。


昔に比べて、SNSの内容に注目を浴びるようになってしまったからだ。

それにより、自由な発言をする場所から共感を求める場所へと変わってしまった。


1人でどうにもならない人にとっては絶好の場所なのである。

また投稿の容易さもこの行動を助長させる。


何かしらの感情を持った瞬間にスマホを手に取り、アプリを開くだけであっという間に投稿画面に移ることができるのだ。このスピードは大きい。

というか「感情が沸き上がる→SNSに投稿」の仕草が癖づいてしまってる人もたくさんいる。


今ではSNSの内容がテレビなどでも取り上げられたりするほど注目度が高い。

つぶやきは今や世論なのだ。

その世論が、個人の突発的な感情がベースになっている、となればこれは大問題ではないだろうか。


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