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リモートワーク時代の住空間の運用②(運用の実践編1)

>リモートワーク時代の住空間の運用①(マインドシフト編)

時間割のススメ

今回は職住密接空間の運用の実践編です。基本的には家族が一緒の空間における運用について話しますが、1人でやっていた頃から実践していたこともあるので、1人リモートワークの方も是非

前回、職住近接の住空間の運用に必要なことは習慣づけだというところまで書いたかと思います。きちんと決まった時間に起きて、同じルーティーンの中で生活に向かうこと。村上春樹が教えてくれたことで唯一、ノーベル文学賞をあげてもいいかな?というコンテンツです(笑)。

ワーク

(*スタッフゼロ、1歳児と3人の2018年頃後半の弊社のルーティーン表)

1年半前ですが、今の生活スタイルともだいぶ違います。こういうのを毎月社内会議(家族会議)をして修正していました。生活に必要な家事や、規則正しくすべき子どもの時間を定規にして、生活のリズムを整えるというのがルーティーンの基本です。一番極端な時には本当に学校の時間割のように集中力の管理のために90分ごとの休憩の単位まで管理していました。子どもの学校がZoomで授業みたいなことが現実化したら、こどもの学校の時間割に生活を合わせるというのもひとつの方法になるかもしれません。

これだけみると9:00-22:30まで働いてブラックのように見えるかもしれませんが、実質途中で子どもと遊んだり、子どもを寝かしつけながら一緒にうとうとしたりしているので、実際仕事に集中できている時間は6-7時間かと思います。ワークアズライフというのはそういう感覚です。

スイッチの入れ方

さて、まずは仕事モードのスイッチの入れ方です。これは本当にいろいろやった気がします。
・子どもと散歩して帰ってきたら出社。
・自転車やランニングしに行ってシャワーを浴びて出社。
・決まった量(少な目)の筋トレして出社。
・着替えてラジオ体操したら出社。

基本的には一度外に出て外の空気を吸うというのが一番いいのですが、天気が悪かったり寒すぎたり暑すぎたりっていうこともあるでしょうし、今後ロックダウンみたいなことも想定すると、外に出られないケースも考えないといけない。そうなると最低限8:40くらいからラジオのNHK第二でラジオ体操が流れるんで、それをタイマーでかけるなり、YouTubeとかに上がっているものを毎日定時にアレクサにお願いするなりして流れるようにしてもらうと、アラーム的になんとなく仕事しなきゃモードにはなります。若いうちは分からないんですが、おじさんになるとラジオ体操結構いい運動だし、第二とか本当に首肩にやさしい(笑)

仕事が捗らないことをストレスにしないために

前回在宅ワークの三大敵を勝手に定義しました。

・仕事が捗らないことによるストレス
・運動不足(特に肩こり)
・同じ空間に居続けることへの気疲れ

そののひとつめ。仕事が捗らないことをストレスにしだすと、もうそれこそ住空間がめちゃくちゃギスギスし始めます(笑)。正直、結構大変です。特に小さなこどもがいると、とにかく集中できる時間が減ります。

基本は子どもの寝ている間に

弊社には現在、2歳児と4か月児がいます。あたりまえなんですが、これくらい子どもが小さいと基本はやっぱり子供が寝ている間に一日の半分くらいの仕事することです。最近だと朝5時から7時くらいまで、着替えもせずに集中してやり、午前中は打合せとか以外はまあ1時間取れればいい方、午後も子どもが昼寝した2時間くらいに集中して仕事して夕方また打合せみたいな感じ。それ以外の時間に仕事が捗ればラッキーくらいの心持でいた方がよいです。夕食後は子供を寝かしつけながら22時くらいには寝てしまいます。そうなると子どもを疲れさせて昼寝に持ち込むみたいなのも非常に重要な任務になってきます。そういう意味でも規則正しい生活は子どもにとっても親にとっても重要なのです。たまに1人寝たら1人起きるみたいなことがあって泣きそうになります(笑)。

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(*一人遊びに疲れて床で寝てしまう会長)

脱マルチタスク

それと大事なのが、仕事をマルチタスクにしないこと。どういうことかというと、子どもに仕事の邪魔をされることを前提にしておくと、こどもの相手が済んで仕事に戻った時に、すぐに元のワークに集中できる状態をつくっておく必要があるということです。既に仕事、家事、育児のマルチタスクになっているので、仕事自体をマルチにしていくとめちゃくちゃあれ?何の仕事やってたんだっけ?となって逐一時間をロスするので避けるべきなのです。

家事育児も立派な仕事である

もうひとつ、仕事以外の時間は、気分転換と割り切ってめいっぱいそれと向き合うことです。家事にしろ育児にしろ、本当は仕事がしたいのに、という気持ちで接すると、両方悪化していきます。公園に行ったら子どもと遊びながら仕事のこととか考えないで、こどもの時間を大事にして、ひたすらいい写真携帯で撮るとか、こどもよりはしゃぐくらいの方がメンタル的にはいいと思います。(と言いつつ落ち着いて仕事の電話をかけたいときにも公園に行ったりしますが)

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(*会長がはまった神楽坂の象公園ことあかぎ児童遊園)

うっかり長くなってしまいました。三大敵の二つ目以降は次回に!読んで頂きありがとうございます。

>リモートワーク時代の住空間の運用③(運用の実践2)


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