見出し画像

物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術


💡ポイント

  1. 主人公になりきる

  2. 将来なりたい自分を設定する

  3. ロールモデルを見るける

  4. 理想の人がいるコミュニティに入る

  5. 客観的にみて面白い生き方をする

📕この本は、、、

「行動できない人が行動できるようになる」「なりたい自分になれる」そんな方法を知ることができる。

📕物語思考とは

主人公になりきる

行動できるようになるには、小説や漫画の主人公になりきって人生を送ることが大切である。

主人公になりきることで自分自身を客観視できるのである。
人間は何か行動しようとすると主観が強くなり怖くなる。すると思い切って行動できなくなる。
だが、自分を客観視することで冷静に考えることができ行動できるようになる。

主人公が色々と行動して、苦しんだり、もがいたりすることで成長する。その方が盛り上がる。そんな物語を進めるように人生を送ることを本書では『物語思考』と言っている。

心が折れづらくなる

自分が主人公だと思い込むことで失敗はストーリーのエッセンスだと捉えられるからだ。ある程度の失敗は成功/成長するためだと捉えられる。


物語思考のメリット

  1. 自分を客観視することで行動しやすくなる

  2. 失敗や結果が出ない時に心が折れづらい


📕物語思考の実践法

将来なりたい自分を設定

将来なりたい自分を設定することで自分が今とるべき行動が見えてくる。


10年後のなっていたい状態を100個書き出してみる。

書く際には、頭の中のブレーキを外してなりたい状態をそのまま書く。
小さい理想のイメージしてしまい、小さな目標を掲げてしまうと、自分がワクワクできなくなって、どうしても叶えたいという情熱が薄れてしまう。


どうしたらなれるか考える

どうすれば理想の状態になれるのかが分かっていた方がワクワクできるし、目標を叶えられる可能性が高まる。

どうすれば理想の状態になれるのか思いつかない場合は、理想が高すぎる可能性があるので注意する必要がある。
妄想できないことは叶えづらいし、情熱も湧かない。

人のモチベーションが1番上がるのは、ギリギリ実現できそうなレベル。
つまり、その理想を叶える妄想ができるかどうかで判断できる。

ロールモデルを見るける

「この人は自分の理想だな」「こんなふうになりたい」と思うお手本となる人物を『ロールモデル』という。

ロールモデルとなる人物の普段の行動や思考、性格が自分の理想を叶えるための道標をなる。


ロールモデルを書き出してみる。

ロールモデルとなる人物は何人いても大丈夫なので、思い浮かぶ人物を書き出してみる。


ロールモデルの行動や思考、性格を考える

理想を叶えるための要素が紛れ込んでいるので抜き出し、自分が演じるキャラを作り上げていく。

ロールモデルで書き出した全ての人の性質を書き出し、理想を叶えるために必要な要素を抜き出しキャラを固めていく。

キャラらしく振る舞い行動する

「このキャラならこうするだろう」という感覚で優先して行動していくと、だんだん自分が演じているキャラが自分に馴染んでいく。

意思決定と行動を自分ではなく、作り上げたキャラに委ねる。

理想の人がいるコミュニティに入る

人は環境から最も影響を受ける。
そのため自分の周りにどういう人がいるのかが自分を決めていると言っても過言ではない。

「理想の状態になろうとしている人のコミュニティ」ではなく
『すでに理想の状態になっている人のコミュニティ』に入ること。

📕客観的にみて面白い生き方をする

「自分の人生を客観視して、読者目線で面白いと思えるように生きていく」

主人公がビビって何も行動しなければ、その物語は読者からすると退屈な物語になってしまう。

読者が面白いと思えるように生きていくことで、自然と挑戦回数とチャンスが増えていくはずだ。このことを本書では『物語を転がす』という言葉で表現している。

読者が退屈することのないように挑戦と失敗を繰り返して見せ場を作る。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?