人はSNSに中毒するか？ (４)

これまで3回に渡ってSNSへの依存やそれにまつわるお話を取り留めなく書いてきました。
今回はその総括を書いてみたいと思います。

Q. 人はSNSに中毒するか？

A. 人はSNSに依存する可能性があります。
SNSの ”いいね" やコメントが与えられた時、人の脳にはドーパミンという脳内麻薬物質が分泌されます。
これが原因となってSNSから離れがたくなる可能性は十分にあります。
SNSへの依存は「物質への依存」とは異なり、「プロセスへの依存」です。
従って、肉体的に依存する訳ではなく、精神的に依存すると考えてください。肉体的な依存性がないという事はニコチンやアルコール、あるいは薬物とは異なり依存を断ち切る事も簡単です。これについては後述します。