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ちょっと自己紹介

僕の名前は蒲生竜哉(がもうたつや)といいます。ペンネームでもハンドルネームでもありません。本名で勝負しています。一言で言うと、「売出し中の小説家」です。2020年に幻冬舎から「魔法で人は殺せない」というファンタジー小説を出版して作家デビューしました。

それはともかく、とりあえずはサイトマップなぞを。

母が常軌を逸した読書家だったため、家中が本だらけという図書館のような家で育ちました。そのため気がついたら作家になっていたという……
読んだ本はおそらく10000冊をゆうに超えています。コナン・ドイルやレイモンド・チャンドラーなどの古典は当然、東野圭吾や誉田哲也などの新しいものも好きです。SFならハインラインやアーサー・C・クラーク、ラリー・ニーヴンなど。ライトノベルも読みます。ソードアートオンラインやニャル子さんはお気に入りの一つです。

ちなみに受賞歴は以下の通り。

🏆スニーカー文庫《俺のラノベ》コンテスト ”笑える話” 部門 特別賞

🏆カクヨムプライベートコンテスト Vol.03 特別賞

2回受賞したことで自信を持ち、『魔法で人は殺せない』の原稿を持ち込みした時に幻冬舎ルネッサンス新社から頂いた講評は以下の通りです。

『小説とは自分以外の他者の経験を疑似体験できる装置であり、人は誰しも自身が体験しえないものに強く惹かれる。中でもSFやファンタジー、特に異世界ものは、それゆえに人気のジャンルといえよう。また「荒唐無稽な話を面白くするコツは、現実の知識や技術をしっかりと描くこと」という鉄則があるが、本作はまさにこの鉄則に倣っている。「魔法」という非現実的なものを描きながら、数々の制約に縛られたフェアな関係性は、現代の科学や数学に通ずる。緻密に練られた世界観は実にリアルな感覚のまま、読者は没入することができるといえよう。
また登場人物が魅力的だ。淡々としつつも人間味のある主人公・ダベンポート、純粋さと気品の良さが感じられるヒロイン・リリィ、実は頼りになる騎士団中隊長・グラムなど、回を追うごとに、個々のキャラクターに強く惹かれていくのは、人間がよく描けているからである。人間が描けている、という言葉は誤った捉え方をされることが多い。人間の醜さ、いやらしさを露悪的に描く事だと思われがちなのだ。真に「人間が描けている」というのは、登場人物ひとりひとりに目が行き届いていることだろう。また、本作は主要人物以外にも、確かな人格が宿っている。メイド長のヴィング、アンジェラ女史はその最たる例であろう。
文章は校正を入れれば問題ない。改善点を挙げるとすれば、台詞の応酬が続く場面が多いことだ。現状でも、地の文で動きのある描写を意識できているが、映画のカメラを想像してほしい。映像で表現する映画でさえも、長い会話シーンにおいて動きのない画面で読者を退屈させないよう工夫を施す。さらに、情景や表情に関する描写を盛り込めば、より良い作品に仕上がるはずだ。
設定、ストーリー、キャラクターどれをとっても読者からの反響を得られる可能性に溢れている。一話完結型の濃縮された構成は、読者のページを捲らせる手を止めない絶妙な塩梅だ。編集者とともに原稿を磨き上げれば、良い反響を得ることができるだろう。本作が弊社新刊として多くの読者のもとに届くのを楽しみにしている。』

嬉しいですよね。おかげで僕は無事に本を出版することができました。
ちなみに『魔法で人は殺せない』はこんな感じに始まります……

彼の名前はダベンポート。仕事は王立魔法院の捜査官。
今回の任務はバルムンク卿の奥方が自室で爆殺された件の捜査に当たること。
バルムンク夫人は少々影のある人物だったが、流石に貴族が爆殺されたとなると当局としても黙っている訳には行かない。
爆殺となればこれは本来騎士団の領域だ。魔法院の出番はない。だから彼は渋ったのだが、王立騎士団の中隊長、グラムはこれが絶対に魔法によるものだと言い張っている。
一方、ダベンポートの見解も爆弾による爆殺で揺るがない。
魔法で人は殺せないのだ。
そう言う訳で、彼は嫌々ながらもグラムと共に捜査に乗り出したのだが……

人の心の持ち合わせが足りない魔法捜査官ダベンポート、颯爽とデビュー!

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SNSはTwitterとClubhouse、Facebookをやってます(本名で出ているので興味があったら探してみてください)。

特にClubhouse(@tatsuya.gamo)では毎晩

🍀蒲生竜哉を囲む会🍀どなたでも大歓迎❗️自由な雰囲気で駆け出し作家とお友達になるお部屋

というRoomを夜の9時から開いているのでぜひ遊びに来てください。

なお今は万年筆のコレクションにハマっている模様。これは初めて本が出版された時にモンブランを買って以来、なんだかハマりました。いまでは筆記具は万年筆オンリーです。結構たくさん集めています。

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noteでの活動について

さて、せっかくnoteを始めたのだからと、今年から僕は有料記事とマガジンを始めました。

もちろん、『魔法で人は殺せない』もnoteで続きを連載しています。
ティーザー版も公開しているので、味見したい方はそちらから読んでいただいても良いかと。

そして、今年の新作はこれ。
『メイド・エスコート』という長編小説です。

表紙はSKIMAでご活躍中の素敵な絵師さん、ikusamaeさんにお願いして描いてもらいました。せっかくだから自慢しちゃお。

表紙絵文字有ver


こんな感じの僕ですが、これからもよろしくお願いします。

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