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[西日本豪雨岡山市ボランティア参加レポ]

本日10時くらいに岡山市役所の南の公園に設置された岡山市北区災害ボランティアセンターへ活動に行ってきました。

9時からの受付開始だったんですが、10時を過ぎてもたくさんの方がマッチングを待っていて、担当の方が随時アナウンスをしています。

例えば。

「家の中の濡れた家財の運び出しで力仕事男性6人くらい行ける方〜畳とかすごい重いものを運びます。場所は〇〇です。乗り合わせで行ける方〜」

とか

「高齢者の一人暮らしで、濡れてしまった家財を集積所に運べないのでそのお手伝い。量は少ないです。女性でも出来そうな作業で、場所は〇〇です」

とか。

前の方の人から順番に案内されて、それぞれの場所へ支援に行くチームをつくります。

1人で参加している人も、友達同士で参加している人も、老若男女いろいろ。服装もフル装備の人からTシャツ帽子にタオル。くらいの人も。

で、「〇〇へ行ける方〜?」っていうアナウンスなので、出来そうだ、と思ったら挙手。ボランティアを仕分けする人手が少ないようで、積極的に挙手しないと支援依頼がまわってこない感じです。

それで、妻と参加していたので女性が行っても大丈夫そうな、割とここから近い現場のアナウンスがあったので手を挙げて、隣にいた女性2人とチームを組むことになりました。

「今から行ってもらうところは、こういう状況で、こんな作業があるという支援依頼が届いています」

「マスクや軍手、お水などは支給できるものがあるので、持ってなかったら使ってください」

「作業が早く終わったら、帰ってきてそれを報告してください。作業が終わらない場合でも、16時には帰ってきて報告してください」

こんな説明でした。

それで、一緒のチームの方の車に同乗して依頼場所へ向かいます。そこはマチナカに近いところなんだけど、道には水の跡があって、広場がゴミの集積所になっているんだけどものすごい量の家具や家電が積み重なっています。

道端や壁のところどころに、この高さまで水がきたんだな。って跡があって、けっこう埃っぽい。
大したことなさそうなエリアでも、マスクは必須。出来れば防塵マスク。なければ二重くらい。

目も結構しぱしぱします。これくらいならゴーグルいらないかな。って思って作業したけど(持ってきてたけど)終わってみたら付けたほうが良かったね。って話になりました。

滑り止め付きの手袋はマストだけど、水が引いたところでもゴムの長くて丈夫なやつがベター。今回は触って怪我しそうなものはなかったけど、少しでも肌が出ているところに何か当たったら怪我する可能性あるので気をつけるに越したことはない。

靴もスニーカーよりは安全靴で長靴だとベター。重いものや硬いものが当たったり落としたり、運んでる途中に何かにぶつかったりするので自分を守って守りすぎることはない。とにかく肌を出さないこと。足首が見えてるとか完全にアウト。被害が少なそうなところでも怪我します。

靴下も長いものを履く方が安全性を高めるのと、長靴の中が汗かいても気持ち悪くなりにくい。

ウチは靴屋なので、長靴のサイズが2人ともガバガバで歩きにくいなって話になって、インソール入れたら快適になるんじゃない?ってことでお店にあったインソールを入れました。足にぴったりして、快適に作業出来ました。ホームセンターや百均にあるやつでも、長靴が大き過ぎて不快な場合はある程度効果あると思います。

あと、重いものとか頑張って運びたくなるんだけど、特に長いものとかは1人で運ぶと危ない。頑張り過ぎてもよくない。
熱中症も自分では気がつきにくい。周りの人の顔が赤くなり過ぎていたら、自分も同じ状況かも。

「休憩しましょう」もしくは「私は少し休憩します。一緒に休憩しませんか」って言えるような状況じゃないんだけど、
家に帰ってきたらもうぐったり。クーラーの中でごろごろしながら書いてます。只今一生懸命休み中。夜からまた全力で仕事するので。

予定していた作業が思っていたよりも早く終わって、家の人に「ありがとう」って言われたけど何て言っていいかわからない。
なんとか返した言葉が
「お疲れを出されませんように」それしか言えない。

今回ボランティアに参加したことで、少なくともその人は助けることができたし、まだまだ先は長いっていうことと、フル装備で参加するに越したことはないってことがわかりました。あと、写真とか撮影する気分にはなれない。

岡山市の北区災害ボランティアセンターがいつまで稼働するのかはわかりませんが、短時間の作業で1日だけでもスポット的に参加可能なので
『どこに行っていいか分からない』って人にはとてもいいと思いました。軍手なども支給していたし。

逆に、知り合いのところなどの行きたい場所があるならしっかり情報を集めて、保険も含めてフル装備で行くって感じです。ハードな現場では破傷風などの感染症対策も必要。

そうそう。その家の人はおばあさんが、自分たちのチームが到着して一番最初にこんないみのことを言ってたんだけど

「女性のボランティアの人が来てくれてほっとした!力のありそうな、いかつい男の人たちがトラックで来ると思っていたから」って。

(男は自分だけ1、残り女性が3人のチームでした)

こういう時ってやっぱし力のある男手が必要だけど、こういうこともあるよなーって思いました。

今後も週1で参加します。
どこがいいかは、その時に決める。

まだまだ大変な状況の中、支援活動を続けられている方、避難生活を送られている方の日常が早く戻ることを願っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございます◎



ー以下、害虫対策について追記ー

フェイスブック投稿にコメントいただきました。
場所によってはやけど虫が大量発生しているところもあるようなので、害虫対策として虫除けスプレーなどもあった方が良いかもです!
素手で触ったり、潰したりして虫の体液が皮膚につくとやけどのような炎症起こすとのこと。
見た目からして毒ありそうだし、絶対触りたくない!
その他、普段はいないようないろんな害虫がいる可能性がありますので害虫対策にもお気をつけください。

やけど虫参考URL
https://yamahack.com/312

#やけど虫 #火傷虫 #アオバアリガタハネカクシ

#岡山県 #岡山市 #災害 #復興 #支援 #西日本豪雨 #ボランティア

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