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【 歌詞 】彼方


遠い空を見て
僕の気持ちというのは
そんなに重要じゃないと解っていた
どんな喜びが 
遣り場のない悲しみが
朝を祝って 夜を呪ったって
意味として置けなくて

だけど何かを担う
歯車であれたならと
深いため息を深呼吸だと
思い込むことから始めてみるのさ

生かされているばかりじゃない
進みたくてここにいる
どっちに転んだとしても
頑張ることには 変わらないから
自分で選んでみる
後悔すら美化してみる
どうにか貫いていれば
形にならないかな


広い空を見て 
君の気持ちというのが
与える影響が大きいと思う
こんな愛しさが
あれだけの醜さを
ちっぽけにして"それも良いさ"って
思わせてくれたんだ

だから伝えたいのは
「ごめんね」よりも「ありがとう」
半端でしかない優しさだけど
積み重ねながら強くなりたいんだよ

今だけにとらわれるんじゃなく
総てにおいて今にする
頑なだった気持ちを
少しずつ解いて
また何度だって繰り返してみる
何度でも繰り返していける
決して楽じゃないけれど
愉しくしていく


生かされているばかりじゃない
生きていたくてここにいる
誰に選ばれずとも
何にもなれずとも
逃げながらも進んでいく
進みながら手にしていく
失くすことも含めて
全部を抱きしめる


遥か空の中 僕の命というのが
与える影響の小ささを悟る
流れついただけ 
そしてただ流されるだけ
束の間にいて 出逢えた分だけ
意味として置けるんだね

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