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Photo by
go_mitarai
河川敷
河川敷に
落ちていく夕陽
変わっていく
環境に
悶えながら
孤独である日々
つっぱることしか
出来なかった
似合わない
口笛を鳴らした
そう
寂しさを響かせて
たどり着いた
本屋で
これから先を
掴もうと
無駄にページをめくる
何かないか
探そうとした
跡形もない
ビルの上を眺める
切なさは
時代の風に
かき消されたまま
あの日の
揺らぎは幻
今は
どこの続きだか
分からない
命は
知らない間に
更新されて
誰の記憶も
書き換えられる
埋没したい
欲望のような
豊潤な季節
それが青春だったと
言える日が
ようやく
来たのかもしれない
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