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3villages
プリズム
知っていることを
絞り出すように
書き殴る
底辺まであと少し
ただ浮き上がっている
足がつかない
自由の少し下
混ざらない
生と死の間
戯れる
戯れる
やってきたことが
顔に出る人を
画面上に並べたって
意欲は湧かない
変えることが出来るのは
底辺から少し上に吹く風
せっせと
みんな
それに集中したら
わからないけど
わからないけど
やっぱり
わからないけど
ねえ
すかしっ屁くらいは
何とか
一矢を報いる?
夜は大胆にも
世界を撫でる
神に会う
何も変わらないも
何も変わらないも
微風のごとく
さざ波のごとく
並行移動を刻む
震度1の揺れ
いいじゃん
明日気持ちよく
他人の中を
歩ける時間を稼げるなら
それだけが
彩る魔法ならば
何をしたって
いいじゃないか
いつか
七つに別れた
プリズムの光を
ビッグバンにまで
戻せたら
僕らは
生まれ変わる
運命を背負った
光のかけらだと
思えるかもしれない
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