前回お話をしたとおり、J-NETWORKでは会社のナンバー2というポジションで仕事をしていました。
今回はこのポジションの役割について、僕の考えをお話をしてみたいと思います。

「ナンバー2」の3原則

「NO.2理論:最も大切な成功法則」という書籍がありますが、その内容とは異なるところも多くあります。
僕はメンターであるE藤さんという方から体系的にフィットネスビジネスの学びを受け始めて7年ほど経ちますが、そこで教わった「最強のナンバー2の条件」というものにとても共感して、それ以来、ずっと持ち続けている原理原則があります。

最強のナンバー2の条件
・トップの理念やビジョンに共感していること
・トップより秀でた分野を持っていること
・トップに「ノー」と言えること

まず一つ目の理念やビジョンに共感しているというのは、当然のことながらとても重要ですね。
側近がトップと同じ方向を向いていなければ組織やチームというものは、そこへ向かっていきません。
よくトップの前ではイエスマンとなりながら、裏で部下スタッフと一緒になってトップの批判をしているような側近がいたりしますが、ああいうのは最悪です。

二つ目は、トップの人が得意な領域と違う分野で突き抜けたものを持っていると、「7つの習慣」で言うところの「相互依存」状態が作りやすく、組織の総合力も高くなります。

そして、三つ目。
「ノー」と言えるというのは、当然のことながら何でも反対するということではありません。
トップがどんなに優秀な人だったとしても、人間ですから一人では間違った判断をすることがあります。
「それはおかしいんじゃないか」、「違うんじゃないか」と思った時に、それをしっかり伝えられる人がすぐ近くにいるというのは、とても大事なことです。
ただこれは、反対意見を言ってくれる人を近くにおいて、それに耳を傾けられるトップの器も必要になります。
それと、上司が部下に意見をするより、部下が上司に意見をする方が100倍くらいの勇気が必要ですから、そこは汲み取ってほしいと思います。
殆どの人が、部下だった経験があるのに、自分が上司になるとそういった心理を忘れてしまう人が多いと、個人的には感じています。

僕は会社員時代からずっとこの3原則を守ってきました。
僕は「ノー」とハッキリ言うから、多くの上司から嫌がられるんです。笑

ただ、めんどくさがられたり、嫌われたりするのは、僕の伝え方の未熟さもあるし、僕の能力が不足しているのに反対意見を述べるから受け入れてもらえなかったのかもしれないし、上司の器の問題だったかもしれません。
(上司の器の問題もけっこうあったと今でも思ってる。笑)

J-NETWORKでは、今まで以上にこの3原則を意識していました。

その結果。

最終的にトップとぶつかりました。。

やっぱりね。(←予想を裏切らないでしょ。笑)

次のステージへ

だから、「やっぱり自分でやるしかないかなー」って思っていました。

そうやって悶々としていたら、先にJ-NETWORKを退職した元上司が、僕に声をかけてきてくれました。
話の順序が前後してしまいますが、この元上司は、J-NETWORKで僕に興味を持ち、熱心に採用してくれた人です。
僕が入社した直後、J-NETWORKの代表に色々と詰められて、結局追い出されるような形で退職してしまっていたのです。

その後、アールカンパニーという会社で「SHAPIT(シェイピット)」というキックボクシングをベースにしたフィットネスジムの立ち上げをしていました。
そのSHAPITは2016年9月に川崎で1号店がオープンしたのですが、これが当たってオープン集客は大成功します。
そこで2号店の出店計画が持ち上がった時に、2号店を任せられる人材が欲しいということで、元上司が僕に声をかけてきたというわけです。

次回予告

そういった経緯があり、僕は2017年1月でJ-NETWORKを退職し、2月からアールカンパニーという会社で、SHAPIT2号店の立ち上げから参画することになります。
次回はそのSHAPITでのエピソードについてお話をしたいと思います。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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