Tatsuya Inoue

2018年春生まれの娘と2020年夏生まれの息子のこと。二児の父の目線。

Tatsuya Inoue

2018年春生まれの娘と2020年夏生まれの息子のこと。二児の父の目線。

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「親になるということは強さや弱さでは計れない何かを手に入れること」

少し前ですが、平成の最後に日経DUALに取材していただいてました。 この時は娘が生まれて1年ほど。子どもができて思うのですが、この会社は皆がお互いの生き方を尊重し、昔の長屋のようなものに近いのかなあと。 子どもがいる親を皆で気にかけ、声をかける、その環境はとてもありがたいです。 育休を巡る企業の対応が何かと話題になってしまっていますが、どうも仕事と子育てが対立的になるのは寂しいなと感じます。 ヨシタケシンスケさんが「親になるということは強さや弱さでは計れない何かを手に入

    • 子どもが生まれるまでそんなこと知らなかったよ

      出産(妻が)〜育児を経験して、はじめて気づいたことがたくさんある。 ■赤ちゃんは必ずしも卵肌ではない …乳児湿疹や虫刺されなどで割と赤ちゃんの肌はすぐあれる。あのすべすべもちもちの卵肌はママパパの日々のケアの賜物。 ■赤ちゃんはわりと臭い …「ほんわりほかほかミルクのにおい」というイメージがあったが、ミルクの吐き戻しや汗くさいことも多々。でも親は子の匂いを嗅ぎたくなるのだ。 ■親はどんどん記憶力、思考力がなくなる …過度な寝不足や子育てに関する新規情報が大量に入ること

      • 育児におけるアイデアや方針は妻によるものです

        育児に関するアイデアや商品選定、意思決定その他は原則的に全て妻によるものです。夫である私はそれらをただ受け売りして、この場で紹介しているのみです。 ということをちゃんと書かねばと思ったのは、土井善晴さんのこのツイートから。 なんというか、妻は、例えば育児でヘトヘトだろうが、一週間の内に二種類も相当手の込んだケーキを作れるような人で、それは何より自分の娘と自分自身を祝うためには、全ての必要な資材と食材を集めてでも徹底してやり切る、自らが守りたい世界観を作り上

        • 結局、男性が育休を取る理由とは【後編/二人目】

          二人目育児と二度目の育休について。 2020年8月の終わりに二人目の子どもとなる長男が生まれ、退院とほぼ同時に、二回目となる育児休業をとりました。の記録です。ちなみにうちは2歳の娘と0歳の息子です。 ※一人目育休の記録はこちら。 まず、二人目育児とは、正直なかなか大変なものです(現在進行形)。 ある夜の風景はこんな感じ。 〜〜〜〜〜〜 21時 娘、なかなか寝ない。牛乳やなんやあげて、ずっと抱っこ。 22時 娘、ようやく寝る 22時すぎ 寝ていた息子がぐずり始める。お

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        「親になるということは強さや弱さでは計れない何かを手に入れること」

          結局、男性が育休を取る理由とは【前編/一人目】

          18年5月に長女が生まれてから一ヶ月後、妻の里帰りからの帰宅と同時に僕も育休を取った。 その一ヶ月。今まで生きてきた中で最も充実した期間だったかもしれない。それくらい育児は最高でした。 娘は毎日成長した。明らかに我々を人認識して天使の笑顔を向けるようになり、睡眠時間も長くなった。 最初は全く視界に入ってなかったメリーも目で追って楽しむようになった。足でプレイジムを押して自分で遊ぶようなそぶりを見せた。 語彙も増えた。喃語で自分の名前のようなものを連続で言って、天才少女な

          結局、男性が育休を取る理由とは【前編/一人目】

          育児をするようになっていかに「いないいないばあっ!」に救われたか。

          親になったときにまず生まれるのが「いないいないばあっ!」への圧倒的な信頼感だ。 鑑賞当初は、ちょっと、目が、怖いな…と思っていた「ワンワン」は、かなりの運動量とコミュニケーション力で、後に「たんけんぼくのまち」の、あのチョーさん(還暦)が中の人と知り二重で驚き、歴代の「おねえさん」たちの表現力やそれぞれの個性の違いに魅了された。 各楽曲の作家陣も、つんくやヒャダイン、さねよしいさ子、知久寿焼(たま)と、90年~00年代に青春を送った身として感慨深い面々が色を添えていた。

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          他国と比べて、日本の育休「制度」は特別に劣っているわけではないかもしれないけれども、という話

          育休取得にあたり、色々言われているけど実際に日本の育休って他国と調べてどうなんだろうと思い、少し調べてみました。 まず日本のおける男性の育休取得率は?日本のおける男性の育休取得率は2020年で7.48%、らしい。 これはお察しの通り、ヨーロッパ諸国と比べると極めて低い(北欧は8〜9割、ドイツ30%、イギリス12%)。ただしアメリカは国として育休の制度がなかったり、最大で52週の育休が認められているのはOECD加盟国ではTOP2だったりする。 ただし、別の情報ではフランス

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