見出し画像

結局、男性が育休を取る理由とは【後編/二人目】


二人目育児と二度目の育休について。

2020年8月の終わりに二人目の子どもとなる長男が生まれ、退院とほぼ同時に、二回目となる育児休業をとりました。の記録です。ちなみにうちは2歳の娘と0歳の息子です。

※一人目育休の記録はこちら。

まず、二人目育児とは、正直なかなか大変なものです(現在進行形)。

ある夜の風景はこんな感じ。

〜〜〜〜〜〜
21時 娘、なかなか寝ない。牛乳やなんやあげて、ずっと抱っこ。
22時 娘、ようやく寝る
22時すぎ 寝ていた息子がぐずり始める。おっぱいやミルクあげてもずっとグズグズ。
1時 息子、ようやく少し落ち着いてくるが、新生児なのでこれ以降も普通にミルクやオムツ替えで泣く。
4時 娘、少し泣いた息子に反応してしまいギャン泣き。何しても泣き止まず。
5時 やむなく娘を車に乗せてドライブ
5時40分 ようやく寝たと思った娘が目をぱちっと開けてパパ?と言う。こういうパターンのホラー映画あったなと思う。
6時 娘、今度こそようやく車内で寝る。
8時 娘、起きる。
〜〜〜〜〜〜

イヤイヤ期とか赤ちゃん返りとか、言葉にすると一言ですが、その実態は、あれ、睡眠時間ってなんだろう。人が寝る時間ってなんだろうと思う。そんな毎日です。

曜日というか一日の切れ目の感覚がよくわからず、夫婦ふたり無言でルーチンとイレギュラー対応をする日々。

妻はそんな状況でも子どもたちに対しては感情をおくびにも出さずに対応してて、ほんとすごいんです(自分は眠いときは子どもにも雑になったりして全然ダメ)。

二人目は楽という話があるけど、うちの場合はそんなことないなーとか、あと毎日毎日献立考えて効率よく買い出ししておいしいごはんを作ることって相当な能力だなー(たまの「男の料理(死語)」は家事じゃなく余興だったな)と思ったり、ドラム式洗濯機と食洗機を心から崇めたりしてます。パナソニック様。あとルンバ 様。あなたたちがいなければ我々は。

そんな日々ですが、うつろな頭で確実に言えるのは日単位で成長する子どもたちのかけがえのなさと、そんな生活の中でもハリやハレを意識し実践しようとしている妻の気高さへの尊敬なのです。

もし育休を取ってなかったら、この大変な状況を乗り越えられたのか、妻や子の、生活の、尊さに僕は気づけたのか、それはもしかしたら難しかったかもしれないなと思います。

そして、もし自分がママでワンオペでこれをやれと言われたら。。

ひとつだけ言いたいことは育児「休暇」と名付けたヤツ出てかいということです。全然「休暇」じゃねーぞ!完全に休業です。

フォローしていただいている会社とその仲間たちには本当に感謝です。たまにオンラインで面談したとき色々な感情が込み上げて泣きそうになってたのはガチです。

さて、一旦育児休業は明けますが、これからも育児はもちろん続きます。全てのママパパと支えてくれる皆さまに幸あれ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?