自分のことが嫌いなあなたへ読んでほしい「自分を好きになれない君へ」野口嘉則

あなたが存在してはいけない理由はないです。

私も、あなたも、ただ生きてるだけでいいんです。
自分を好きになるためにやることは1つ。
「自分が自分自身の存在を認めてあげる」ことです。

対人恐怖症を克服し、自らの経験を心理カウンセラーとして活かす野口嘉則(よしのり)氏。
「最も重要なのは誰との関係なのか」を問うてから、この本は紡がれます。


印象的だったページの紹介をします

印象に残ったページに付箋を貼って、そのページがなぜ心に残ったのかをご紹介します。


誰と関係を結ぶのが得か

あらゆる人間関係の中で最も重要な関係があるとしたら、それは誰との関係だと思いますか?
あなたの人生に最も大きな影響をもたらすのは、誰との関係でしょうか?

「自分を好きになれない君へ」野口嘉則
15ページ 2-4行目

・誰を思い浮かべましたか

あなたが思い浮かべたのは誰でしたか?
両親や親戚ですか?友達ですか?それとも恋人でしたか?

私は、推しである「ラブライブ!」に出てくる「矢澤にこ」ちゃんを思い浮かべました。
黒髪ツインテールで「にっこにっこにー!」が口癖のアニメのキャラクターです。
尊敬する先生や、好きな作家さんを思い浮かべる方もいたかもしれません。


・あなたに影響を与えられるのは

この答え、ほかでもない「あなた」なんです。
あなたに影響を与えて、あなたの人生に最も重要なのは、あなた自身との関係なんですって

この本の『自分を好きになれない君へ』というタイトルから連想すると、答えがわかるかもしれませんね。
そうなんです。最も重要な関係とは、「自分との関係」なんです。

「自分を好きになれない君へ」野口嘉則
15ページ 5-7行目

見透かされているようで、びっくりしちゃいました。
私、「自分」という答えを完全に除外していましたから。
自分の存在を自分で否定していたんですね

・真にあなたを大切にできるのはあなただけ

「自分といる時間が一番多いから、自分を大切にしてあげる」
「自分との関係がいいと、他人ともいい関係を築ける」
そう野口氏は綴っています。

私自身、思い当たる節がたくさんありました。
自分のことが嫌いだから、自分の言動や行動の嫌なところばかりが記憶に残る。
そして厄介なことに、物事をネガティブに悪く捉えて考えてしまうんです。

嫌いな人のことってなんか目につきませんか?
なるべくなら視界に入れたくないですよね。正直声とかも聴きたくない。
でもなぜか気になっちゃう。
その心理を、自分自身に向けていたんです。

余計に自分のことが嫌いになってしまう、負の永久ループです。怖い。



・自己を認めるだけで好きになれるけど

あなたのことを、ほかでもないあなたが認めてあげるだけで自己肯定感はあがります。でも、注意点が1つだけあります。

「〇〇を達成できた俺はエライから生きててもいい」
「メイク最高に決まった。今日の私は可愛い」

のように、何かが成し遂げられた俺・完成された私を愛するというのはナルシスト的思考です。
それ以外の自分を認められなくなってしまい、強迫観念にとらわれてしまうから注意です。

達成できない自分、すっぴんの自分でも認めてあげるのが自己肯定感を上げるコツだそうです。


この、「ナルシスト的思考で物事を考えて自己肯定感を上げよう」としていた私は即刻辞めました。
ありのままの自分を無条件で好きになっていいんです。
なにをかくそう私が、あなたがそう決めたから。


おわりに

まだまだ紹介したいページがありますが、お腹が空いたので今回はここまで。次回も、続きを紹介するかもしれないし、しないかもしれません。


つづく かも

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