路傍の如来

♡幸せの仏教♡仏教の最高峰♡頂乗仏教♡輪廻寺♡開運.安らぎ.歓喜.幸福.満足.静逸へと…

路傍の如来

♡幸せの仏教♡仏教の最高峰♡頂乗仏教♡輪廻寺♡開運.安らぎ.歓喜.幸福.満足.静逸へと導く.大.小.宗派.部派を超越した至高なる仏教… 如来品正師 多々方路傍石 目覚め.乗り越え.解き放て. JR上野駅不忍口前 辻立ち.托鉢.御相談 Eメイル bongteng@live.com

最近の記事

祈 り

✨❖霊験灼然❖✨ 七難即滅 七福即生 七実成就 能作堅固利 一切衆生(人々.生きとし生きるものたち)が.幸せでありますように… 一切衆生(人々.生きとし生きるものたち)の.悩み苦しみが無くなりますように… 一切衆生(人々.生きとし生きるものたち)の.願い事が叶いますように… 一切衆生(人々.生きとし生きるものたち)に.悟りの光が現れますように… 私を嫌う人々が.幸せでありますように… 私を嫌う人々の.悩み苦しみが無くなりますように… 私を嫌う人々の.願い事が叶い

    • 中論 帰敬序.第1章

      中論『根本中頌(こんぽんちゅうじゅ)』  帰敬序 この時空に於いては.何ものも消滅する事なく(不滅).何ものも新たに生ずる事なく(不生).何ものも終末ある事なく(不断).何ものも常恒である事なく(不常).何ものもそれ自身と同一である事なく(不一義).何ものもそれ自身において分かれた別のものである事なく(不異義).何ものも我らに向かって来る事なく(不来).我らから去る事もない(不出).戯言(形而上学的議論)の消滅と言うめでたい縁起の理(ことわり)を説きたもうた仏を.諸々の説法

      • 中論 2.3.4.5.6章

        中論 『根本中頌』 第二章 運動(去る事と来る事)の考察 1.先ず.既に去ったもの(已去)は.去らない… また未だ去らないもの(未去)も去らない… 更に既に去ったものと.未だ去らないものとを離れた.現在.去りつつあるもの(去時)も去らない… [反対者の詩] 2.動きの存する処には去る働き(去法)]がある…そうしてその動きは現在.去りつつあるもの(去時)に在って.既に去ったものにも未だ去らないものにもないが故に.現在.去りつつあるものの内に去る働き(去法)がある… [龍樹の返

        • 中論 第7章

          中論『根本中頌』 第七章 造られたもの(有為)の考察 1.もしも生ずる事(生)が.造られたもの(有為)であるとするならば.そこ(生)には三つの特質(相).則ち生起(生).存続(住).消滅(滅)が存するであろう…もしまた生が.造られたものでないもの(無為)であるならば.どうして造られたものを造られたものとする特質(有為相)があろうか… 2.生などの三相が.それぞれ異なったものであるならば.有為なものの生.住.滅という特質を為すのに充分ではない…それらが合一するならば.どうし

          中論.第8.9.10章

          中論『根本中頌(こんぽんちゅうじゅ)』 第八章 行為と行為主体との考察 1.この既に実在する行為主体は.既に実在する行為をなさない… 未だ実在していない行為主体もまた.未だ実在していない行為を為そうとは思わない… 2.既に実在するものには働き(作用)が存在しない…そうして行為は行為主体を有しないものとなるであろう… 既に実在する行為には働きが存在しない…そうして行為主体は行為を有しないものとなるであろう… 3.もしも未だ実在しない行為主体が未だ実在していない行為を為すので

          中論.第8.9.10章

          中論 第11.12.13.14章

          第十一章 前後の究極に関する考察 1.偉大な聖者は.以前の究極(はじまり)は知られない.と説かれた… 何となれば.輪廻は無始無終であり.それには始まりもなく終わりもないからである… 2.始めもなく.終わりも無いものに.どうして中があろうか…それ故に.ここでは前も後も同時も成立し得ない… 3.もしも生が前にあって.老.死が後にあるのであるならば.老.死が無い生が有るという事になるであろう…そうして不死なる人が生まれる事になるであろう… 4.もしも最初に老.死があって.後に生が

          中論 第11.12.13.14章

          中論.第15.16.17.18章

          第十五章 それ自体(自性)の考察 1.それ自体(自性)が縁と因とによって生じる事は可能ではないであろう… 因縁より生じた[それ自体]は.つくり出されたもの(所作のもの)なのであろう… 2.またどうして[それ自体]が.そもそもつくり出されたものとなるであろうか… 何となれば[それ自体]はつくり出されたものではないもの(無所作のもの)であって.また他のものに依存しないものだからである… 3.もしも[それ自体]が無いならば.どうして他のものである事が有り得ようか… 何となれば.他

          中論.第15.16.17.18章

          中論ー19.20.21

          中論 第十九章 時の考察 1.もしも現在と未来とが過去に依存しているのであれば.現在と未来とは過去の時のうちに存するであろう… 2.もしもまた現在と未来とが.そこ(過去)のうちに存しないならば.現在と未来とはどうしてそれ(過去)に依存して存するのであろうか… 3.更に過去に依存しなければ.両者(現在と未来).の成立する事は有り得ない… それ故に現在の時と未来の時とは存在しない… 4.これによって順次に.残りの二つの時期(現在と未来).更に上.下.中など.多数性などを解するべ

          中論ー19.20.21

          中論ー22.23

          中論.第22章 如来の考察 1.修行完成者(如来)は.個人存在の構成要素(五蘊)そのものでなく.構成要素と異なるものでもなく如来の内に諸々の構成要素があるのでもなく.またそれらの諸々の構成要素の内に如来が在るのでもなく.如来がそれらの構成要素を所有しているのでもない…ここに如何なる如来が在るのであろうか… 2.もしも諸々の構成要素を執着して取って.仏陀が成立しているのであるならば.仏陀はそれ自体としては存在しない…それ自体として存在するのでないものが.どうして他のものとして

          中論ー24

          中論ー24章 四つの優れた真理の考察 (反対者の非難)               1.もしも此の一切が空であるならば.生も滅も存在しない…生も滅もないから.聖なる四つの真理(四諦)の無い事が汝に付随して起こる… 2.聖なる四つの真理が存在しないから.完全に熟知する事(知).煩悩を断ずる事(断).道を修習する事(修).ニルヴァーナを直接に体得する事(証)とは在り得ない… 3.それ(知.断.修.証)が無いが故に.四つの尊い果報(四聖果)は存在しない…結果がないが故に.結果とし

          中論ー25

          第二十五章 ニルヴァーナの考察 1.反対者曰く.もしも此の一切のものが空であるならば.何ものかが生起する事もなく.また消滅する事もない筈である…何ものを断ずるが故に.また何ものを滅するが故に.ニルヴァーナ(涅槃)が得られると考えるのか… 2.中観派が答えて曰く.もしも此の一切のものが不空であるならば.何ものかが生起する事もないし.また消滅する事もない筈である…何ものかを断ずるが故に.また何ものを滅するが故に.ニルヴァーナ(涅槃)が得られると考えるのか… 3.捨てられる事なく

          中論ー26

          第二十六章 縁起(十二支)の考察 1.無知(無明)に覆われた者は再生に導く三種の行為(業)を自ら為し.その業によって迷いの領域へ趣く(趣)… 2.潜在的形成力(行)を縁とする識別作用(識)は趣に入る…そうして識が趣に入った時.心身(名色)が発生する… 3.名色が発生した時.心作用の成立する六つの場(六入)が生ずる…六入が生じてのち.感官と対象への接触(触)が生ずる… 4.眼と色.形あるもの(色)と対象への注意(作意)とに縁って.則ち名色を縁として.この様な識が生ずる… 5.

          中論ー27

          第27章 誤った見解の考察 1.過去世に於いて[我れは在ったか][また無かったか]など.また此れらの世界は常住である.などと言う二種の四つの見解は.過去の一方的な見解に依っている… 2.未来の世に於いて[我れは存在しないのであろうか][或いは[他のものとして存在するのであろうか]また[世界は有終である]などと言う諸々の見解は後の未来の一方的な見解によっている… 3.過去世に於いて[我れは在った]というこの事は成立しない.何となれば前の生涯に於いて在ったものは.そのまま此の我

          空観

          お釈迦様は仰った… 常に.よく心に気を付け.何ものかを[我れ]なりと.固執する見解を打ち破り.世界を[空なり]と観察せよ… そうすれば[死]をも乗り越える(超越)ことが出来るであろう… この様に観ずる人を.死の魔王は見ることが出来ない… 一切は無常であり.無我であり.苦であり.空である… 【空観(シューニャ)】 全ての存在も.諸々の事象も.縁により起こるものであり.それぞれのもの自体に.固定的な実体はない…無自性 全ての存在も事象も相互依存の関係性により成り立っているのです…

          知足常楽

          人間.欲望を追い求めても切りがありません… 幾ら.その要求に応えても.未だ足りない.もっと欲しいと.煩悩とは.更なる要求をしてくるだけで.決して満たされる事のない.底なし沼のようなものなのです… そんな満たされない思いの中を生きていては.堅固で安定的な[満ち足りた幸福感]を感じる事など出来ないのです… 人々は幸福とは何なのか.本当は知らないままに.幸福.幸福と人々は探し求め.幸福.幸福と求め続けているのです… つまり無明なまま暗闇の中を.手探りで幸福を探し求め.手に触

          酔生夢死 ①

          幸も不幸も.その人の満足度しだいであり.満足も不満も.その人の納得度しだいなのです… 例え.酔っ払らったように生き.夢想.妄想の中に死ぬような酔生夢死な人生であったとしても.その人自身が.真に満足し.真に納得して死ぬるのであれば.それはそれで幸せな人生だとも言えるのですが.現実はそうは問屋が卸さないものであり.煩悩(存在欲)の要求に従い.生へ執着.愛着しながら.尽きぬ欲望に真の満足を知らぬまま.往生する事となるのです… 自我の妄想に誑かされ.単なる五蘊作用(精神作用.現象)

          酔生夢死 ①