山の別荘を衝動買いした話
こんにちは@tateshina_lifeです。
皆さん、衝動ってあまり良くないものだと思っていませんか?
「今は難しいので将来…」と考えること多くありませんか?
「仕方ない」とか口癖になっていませんか?
僕は今住んでいる東急リゾートタウン蓼科の物件を購入するに至るまで、他に1件しか現地での内見をしませんでした。それも同じ日に。
別物件は当時の状況と予算が合わなかったので見送りましたが、それより今住んでいるヴィラの部屋に入った途端に開けた八ヶ岳の展望に圧倒されて即断しました。見た瞬間に文字や言葉とは異なる圧倒的な何かを身体で感じたのです。2, 3日後には購入することを決めました。
考えれば色々と不安な要素はありました。
当時、僕は自動車の運転免許を持っていませんでした。以前所属していた会社で中国に駐在していた時に免許の更新手続きの通知が紙で実家に送られており、確認することができなかったため失念した結果です。
蓼科は山の中ですから当然車を自分で運転することが生きる上で必須です。ヴィラを購入するとなれば運転免許を一から取り直す必要があります。
また、東京に住むことと八ヶ岳の山の中に住むことでは勝手が違うはずです。気温も湿度も違うでしょうし、コミュニティとか買い物、そして仕事ができるか等も含めて自分の生活の質について大きく変わるはずです。茅野や松本の市街地に賃貸を借りて週末だけやってきて少しずつ慣れていく、という堅実な方法もあります。
”考えると”際限なく”未来に対する不安”が出てきます。
しかし、僕はヴィラの購入の申し込みを済ませてからすぐに宮崎県日向市にある日向自動車学校に合宿免許の申し込みを行い、支払いを済ませました。蛇足ですが免許がない状態でカーセンサーを使ってスマホで新古車を探し、実際に見に行ったり試乗もせずに今の車を買いました。
生活に関する様々な不安についてですが、たしかに温度や湿度、虫などには最初困らされましたが、その都度試行錯誤して対策を講じることで煩わしいことはなくなりました。
仕事についても日向での合宿における約2週間の中でも質を落とさずにできましたし、住み始めてからも95%リモートで問題なくできています。
”未来に対する不安”でなく
"今ここで行動する”ことにより道が拓けます。
そしてここが僕の経験による重要なポイントなのですが、
行動は社会にぶつけて反響を得るくらいの力でとる
ことです。
社会とは自分以外との関係性です。プライベートでの友人・知人、仕事をしている会社やお客さん、SNSなどでの広く浅い付き合いなど、どの範囲を対象としても構いません。自分や家族以外の第三者がその行動を認識し、何らかの感情、もしくは行動を促すくらいの力で行うのです。
社会の感情や行動はすぐに具体的な影響として返ってくることはありませんが、静かに波紋のように広がっていき、然るべきタイミングで自分がとった行動にギフトとして返ってきます。
作用反作用の法則。
エネルギー保存則。
行動を自分の中で隠しているとストレスになってしまいます。
だから「衝動」くらいで良いのです。
内なる衝動に身をあずけてみてください。
それは社会に対して、そして未来の自分に対して贈りものをしているということなのです。
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