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東芝粉飾の原点に関する書評

結構衝撃的だった東芝の上場降格劇

東芝さんの破綻をレポートした日経ビジネスの東芝粉飾の原点を読んでいて感じたのは、何故、根本的な数字でモノを考えるのでは無くて、経営者の思い込みや場の空気で物事を考えるのか?物凄く不思議に感じましたし、場の空気で重要事項を決定すれば、私の経験から行って100%失敗する事が目に見えてるのに、何故かこんな決定下せば普通に失敗する事が当然って解る事が当たり前に実行され、命じた側は決して責任を取らない事が当たり前に行われているのが、ハッキリと描かれていました。


どうせ飛ばされるか首になる位ならモノを言った方がマシでは無いだろうか?

東芝の社員の方には申し訳ないですけど、物言わなくてもクビか飛ばされるのが解っているのならば、会社経営が健全なうちに物言って飛ばされた方がマシだって考えた方は当たり前にいたとは思いますけど、結局会社が傾き、物言わなかった45歳以上の社員程悲惨な結果を迎えているのは、気の毒と思う反面、当たり前の結果だよなって思いました。

キラキラの経歴や実績が有っても仕事ができる訳では無い

ヤハリ、読んでいて感じたのはキラキラの凄い経歴の方でないと東芝で役員出来ないのは当然って思う反面、失礼を承知で書きますが全く仕事できない人たちの集まりなんだなって改めて感じましたね。
私自身も、サラリーマンをしながら自分で色々やるようになった理由も実は会社を100%信用してはいけない事と、キラキラの経歴や肩書がある人や色々な資格を持っている人を100%信用してはいけないし、割と仕事面で問題が有ったり、全く出来ない人を何人も見て来たので、この10年位プライベートでは自分で何でも調べたり、資格の勉強をする習慣を改めて身に着けました。

自分自身も人の事は決して言えない

最も、自分自身の経歴や職歴についても間違いなく同じようにみられている部分が有ると思いますし、仕事に関しては常に真摯に取り組まなければ、過去にどれだけ素晴らしい実績が有ろうが、実戦の場では関係なく、能力が無ければ結果は必ず失敗するし、努力しなければ絶対に結果は出ないって感じました。

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