gooランク王で幻の日本酒の記事を公開しました。本日の紹介酒は越乃寒梅 純米大吟醸 無垢
幻に日本酒とはどのような日本酒だろう
一般的に言われていますのが、入手が非常に難しい日本酒で、令和の世の中に置いては、日本酒の十四代、飛露喜、而今、黒龍等、焼酎の森伊蔵、村尾、魔王、百年の孤独等がそのような日本酒や焼酎に当たると思います。ただ、私の中での認識は違いまして、二度と飲めない日本酒、例えば、ビンテージ物の古酒や限定生産で商品自体が二度と手に入らないもの、ナンバリングされていて、二度と同じ番号の商品が飲めないもの、酒蔵の規模が小さかったり、家族経営だったりして人気が出ていても商品そのものが流通していない場合が私の中で幻の日本酒という認識になっています。
幻の日本酒に関する私自身の思い
勿論、私自身の幻の日本酒に関する感覚自体が世間一般の方の感覚と全く違いますし、だからと言って、世間一般の方の感覚に合わせる気持ち自体が全くありませんが、どうせ幻って日本酒であれば、自分自身でお酒が出来るまでの経緯を調べたり、酒蔵自身が持っているストーリーを自分自身で調べる事で、ワインのカロンセギュールやエスト エスト エストのような他の酒蔵には無いストーリー性の高い日本酒を見つける事で、ちょっと一味違う味わいの日本酒を自分の大切だと思う方にプレゼントする事が出来るのではないだろうかって思います。
では、実際に私の中で特にこだわりのある日本酒とは
これが有ったりするんですよね、一つ目が高知県芸西村の土佐しらぎくさんの吟醸酒、土佐深海で、これ私が駆け出しの日本酒バイヤーだった頃に初めて自分で酒蔵と交渉して直接取引した商品です。特に幻の日本酒でも何でもないですが、史上初めて海洋深層水を使用した日本酒という意味で非常に面白い商品でした。
二つ目の日本酒が、高知県高岡郡中土佐町にある西岡酒造さんの久礼の純米酒で、この商品に関しては、私が日本酒バイヤーだった頃に直接当時の河野杜氏と話をして仕入れました。まあガツンとした男酒でカツオのタタキにこれ以上ないくらいに相性の良いお酒で、常々杜氏が言っていたのが、カツオのタタキに合うお酒が造りたいでした。
三つ目の日本酒が、兵庫県神戸市灘区の福寿さんの純米吟醸酒で、このお酒に関しては自分で仕入れた訳では無いですが、非常にスッキリ爽やかな酒質で尚且つ繊細でしっかりした旨味を持つお酒です。一般的にノーベル賞晩餐会出品酒として知られています。
四つ目の日本酒が、大阪府河内長野市の天野酒さんの僧房酒で、このお酒に関しては、かつて豊臣秀吉公が飲んでいた幻の僧房酒を再現したお酒として知られています。ふくよかで繊細な甘口で、後味がスッキリしていてキレが良くバランスの良いお酒です。
他にも紹介したいお酒は沢山有りますが、人それぞれ嗜好や好みは異なりますので幻の日本酒に対して、私自身のこだわりのお酒ってものが有っても良いのかなって考えて、私のこだわりのお酒を紹介いたしました。
※日本酒の画像に関しては、各酒蔵のHPより引用いたしました。
越乃寒梅 純米大吟醸酒 無垢のテイスティングデータ
主体となる香り
原料香主体、淡いハーブ香と清楚な果実香有
感じた香りの具体例
白玉粉、生クリーム、マシュマロ、白桃、和梨、ライチ、シャルドネ、クールミント、バジル、瓜、若草、綿菓子、ミネラル、スダチ、甘夏
甘辛度 やや辛口
具体的に感じた味わい
シャープで爽やかな飲み口、繊細でふわりとした旨味が主体、後味はシャープでスッキリ、和梨やクールミントを思わせる含み香
このお酒の特徴 シャープでスッキリ、繊細でふわりとした味わいの薫酒
4タイプ分類 薫酒
飲用したい温度 10℃前後、45℃前後
温度設定のポイント
10℃前後にて、シャープで爽やか、ふわりとした味わいを引き出す
45℃前後にて、繊細でふくらみのある味わいとキレの良さを引き出す
この日本酒に合わせてみたい食べ物
葛饅頭、ちまき、白菜の浅漬け、イカ素麺、ばら寿司、キスの天ぷら、出汁巻き玉子、茶碗蒸し、明石焼、シーザーサラダ、鱧落とし、玉ねぎのサラダ、糸よりのポワレ、帆立のバター焼、小海老と帆立のアヒージョ等
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