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変わる魔法を習得

 拝啓

 春っぽい日が時々あります。
 そんなこと、知っていますよね!

 不思議なことが一つ。今日話せるのは一つです。
 お金が少なくて、いろいろ言及されるほど絶世の美しさがあるわけでもなくても、周囲の人が気分良さそうに、友好的に態度を変化させる日があります。

 あたしは毎日行儀が良くて、わざと人を困らせたりしないし、どちらかというといつも気を遣う方だけれど、そんなことでは変わらないものが、別の日には変わっているので、これは何なの?と思っていたんですけど。

 これはね、紫陽花の花言葉でも秋の空の話でもなくて、わたしだ。ってね
 確実にそうだって、判明したのです。

 もしかして、もしかするとしっかりしているあなたでも忘れているときがあるかも知れないから、迷ったら思い出して下さい。

 わたしが出来る限り理想の自分でいられているつもりの日は、人々は友好的で、わたしが理想も世界も自分も諦めて気遣いばかりしている日は人々は「あーあ」です。つまらなそうに自分を隠したり、話をごまかしたり、まるで雲に隠れるお月様ですよ。(変だけど、毎日毎日見てたです。どうも様子が違う。同じ室内にいる人たちみんな、ほとんど一人残らず様子が変わる。道ゆく人も前者のわたしのときはよく朗らかに話しかけてきます)

 つもりはもちろん、見た感じも心の中も態度もイメージ通り、イメージに近いと感じているとき
 それはもう、言い尽くされたことだけれど

 凄い人が年若くして自分の姿を想像できたように、最初は人に望まれた自分を捨てて、自分で素敵だと思う自分を想像して、近付いてゆくことでしょう?
 (嫌われると痛い目に遭うから、嫌われないようにと、誰かに望まれた自分ばかりをやってきたわたしのような人がいたら、わたしはこのことは言い残しておきたい。別の形でも言い残しておくでしょう。自ら進んで嫌われたい人の気持ちはわからないから置いておいて)
 最近発見したばかりで、わたしはすごく遅いですけど

 人を変えるより自分を変えることだとはよく言うけれど、最初から人に合わせ過ぎて自分を変えようとばかりだと、何の方向に変えるのよと思って矢印が飛び散らかったりしていたから

 理想の人。感情以外は理想の人。
 おもえば憧れる人はみんな、なんとかして理想的な自分の何かを実現したい気持ちで溢れる人でした。だからわたしも
 文も音楽も、もっと自分の想像を実現しようとする人に、なりたいです。
 草々不尽

 令和4年1月29日土曜日付
 Y.J


11.729光年彼方へ枯渇しても愛を湧かす

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