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毒親の条件-怒れない親が急増?-
どうも、子育てコンサルタント・プロ保育士のたすきです。私は昭和生まれで、平成・令和と年号をまたがって生きてきた系男子ではあるんですが、人によって子育てにも色々あるんだなーと日々感じています。
中でも、「怒れない親」が最近は増えているとのこと。んー?どういうことだろうと不思議に思っていたが、今の社会における子育ての基盤にも繋がる難しい問題なのかもと思い始めました。
「子どもを怒るって難しい!」
「怒ると叱るの違いって何?」
「どこまでやらせると”甘えさせる”になるんだろう?」
「褒めて伸ばせばいいんでしょ?怒っちゃダメでは?」
色んな悩みや葛藤があると思いますので、その辺の話に触れていきたいと思います。一緒に考えていきましょー!レッツゴー!(/・ω・)/
この記事の流れをざっとお話すると
➀怒れない親が抱える悩み・社会的な背景
②毒親となってしまう条件(意識・無意識共に)
③正しい怒り方・叱り方について
になります。んーボリューミー笑 なるべく簡単にツボを抑えてお話をしていきますので、よろしくお願いしますφ(..)メモメモ
まずは
怒れない親が抱える悩み・社会的な背景
について。先に社会的な背景として挙げられるのが核家族化ですよね。昔、それこそ昭和の時代であればおじいちゃん・おばあちゃんが家にいて子どもの面倒を見てくれる。その中で「これはダメ、これはやった方がいい」と道徳的な話・価値観の話をたくさんしてくれたんだと思います。
また散歩をすれば近所の人も良くしてくれて育てやすい環境だったのです。
で・す・が!
時は過ぎ、令和の時代になると、おじいちゃん・おばあちゃんは離れていて、近所付き合いもほぼ皆無。そうなってくると子どもに教えてくれる人がいない+お手本がいないから自分もどう接していけばいいのか分からない。今はそんな状態になっている人が多くいると思います。
なので
「怒れない親」
になってしまうのは「どのくらいで怒るべきなのか」という基準が見えなくなっているからなんです。距離感が分からないと怒るに怒りづらいですよね。
では次は
毒親の条件
というお話。恐い話ですね。毒親というのは知らず知らずのうちに子どもに悪い影響を与えてしまう人のことです。
親の前に、先に子どもってどういう存在?というのを確認しましょう。
子どもは未熟です。ゆえにたくさん間違えます。判断も悪いです。
だからこそ、親として一定の基準を持たなければなりません。
「人様に迷惑を掛けてはいけない」
「危ないことをしてはいけない」
それぞれの人生観・価値観に応じて基準を決めた上で、子どもがそれに近い行動をしていたら声を掛け、時に「怒る」必要があります。子どもの判断が悪くて一定の基準を超えてくるからです。
毒親というのはこの辺りがあいまいになっている人が多いです。
「まだ2歳だから、分からなくても仕方ない」
「自己責任だから、私は止めないの」
と言って子どもが悪いこと・危ないことをしていて止めないのは親の責任放棄・思考停止です。
0歳でも1歳でも、分からなくても言い続け・伝え続けるべきことはたくさんあります。もちろん伝え方は変わってきますが、伝えることに変わりはありません。年齢やレベルを言い訳にするのは子どもの成長を止めることになります。
そして親が判断せずに、子どもに判断を委ねすぎると
「この前はこれをやらせてくれたじゃないか!」
「ぼくのやりたいようにやらせてよ!」
と立場が逆転していき、親の役割が機能しなくなります。これでは子どもは正しく伸びていくことは難しいですよね。結果として「怒れない」親になってしまうのですね。
正しい怒り方・叱り方
では実践編といきましょう。まず言葉の定義を見直しましょうか。
怒る→自分が思った感情のままに相手に言うこと
叱る→相手が反省を出来るように相手に言うこと
だと考えてください。例えばですよ、子どもがコップを出来もしないのに片手で持って飲んでいたとするじゃないですか。
怒る→「ほらー!だから言ったじゃない!お水がもったいないでしょ!」
となります。感情のままに見たことを言葉にしています。では叱るだと
叱る→「こぼしちゃって残念だったね。危ないからお水を飲む時は両手で飲もうか」
こちらはチャレンジを褒めて○○すると出来るようになるよとアドバイスもくれているから、子どもは反省をしつつ次のチャレンジでは改善してくれるでしょう。
「怒る」は子どもがへこむだけ
「叱る」は子どもが次へのチャレンジに前向きになる声掛け
という違いがあります。世間的に「怒る」というのも2種類あることが分かって頂けたかなと思います。なので親は「叱る」ことを意識した方が良さそうですよね。
冒頭の「怒れない親」という話をしましたが、「叱り方が分からない」のが原因だと思います。なので、どうやって子どもに伝えたら叱るになるかな?と考えるキッカケになったら嬉しいです。
怒るを繰り返していると暴言・暴力が多くなり、虐待にもつながる、とても危ない行為です。親の心が安定していると子どもも安定していきます。ぜひ叱る、実践してみてくださいね(*‘∀‘)
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