7.26を忘れない
本日、たすく全国の各教室は黙祷から始まりました。
『植松死刑囚のような、差別や偏見、優生思想は私にはない、と言い切れることなどあるだろうか。「汚い、臭い、バカ、うるさい、」そんな言葉が頭に浮かばない人がいるだろうか。
私たちは、自分たちに潜む差別や偏見、優生思想を解決しようとするのではなく、それらを抑えるための理念、知識、経験などの地層を増やそうと思って、これまでやってきた。
それは「正義と秩序」で想像された砂砂を、「たすくメソッド」、「TASUCの事業」という金型を、地層になるまで貯めることだった。
その砂砂を、差別や偏見、優生思想の上に重層的に積み重ねていってほしい。
それが、せめてもの十九名の尊い命への供養だから。
どういう人なのかが解り、どんな状態なのかが解り、将来はどうなるのかを予想して、対策を施すことができれば、差別や偏見、優生思想を顕在化しないで、この事業に多くの人が携わることができる。世界中の人たちが、自分の中にある「間接的差別」を感じなくてもすむような世の中にすることができる。そうすれば、悲願の社会的包摂(ソーシャルインクルージョン)の実現が見えてくる。』
たすく代表齊藤宇開の言葉を一部抜粋したものです。会社の理念や取組意識等の文言が20ページ以上に渡り、記述されており、毎朝2ページずつ読み合わせ、終わったらまた最初から繰り返していきます。【たすくま】は中途入社なのもありますが、実は、初めて読み合わせた部分だったので、色々衝撃的だったことを思い出します。自分の中で、あまりない方だと思い込んでいた優生思想を思い直すことになったのです。
酒酔い運転での事故がきっかけで、ストーカー被害の事件がきっかけで、みんなの意識や法律が大きく変わることもあります。この事件がきっかけで、変わったことはあったのかな。
今朝、このニュースを見て、興味があるようだった次男。先日学校で軽い言葉ではあったけど、自分には衝撃的な言葉を言われ、「普通って何なの?」と疑問を投げてきました。時間をじっくり取って、とことん話してみよう。そう思った今日でした。
問題提起としても、たすくではよく話しているこの事件。
そんなたすくに興味を持っていただけたら、嬉しいです。
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