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子供のスポーツの成績は育児の成果なのか?

 「親」というのは子供のためにベストな選択をしようと考えています。その裏返しに、子供の将来に対し、保護者としてよりよい選択をしているのか、と不安になったり焦ったりします。

 これからスポーツをする親としてのあり方を書いた記事になりますのでぜひ最後まで読んで紀道を軽くしてください。


子供のスポーツでの成功は、親の子育ての成果なのか

子供の成功、成功できないことは、あなたがどのような親かをしめすものではない

 これは、子供が競技や試合で成功すること、もしくは、上手くいかない事は、親がどのような子育てをしているのかを示すものではない、というメッセージです。

 子供のスポーツの成功は、親の子育ての無関係でしょか?という問いに対しては、答えはNOです。親がいなければ送迎やご飯等を何も面倒を見なければ、子供はスポーツでの成功どころか、スポーツ活動にさえ参加できないからです。

 しかし、「子供の競技成績が振るわないのは、親の子育てが悪いからだ」ということは科学的に証明できていません。親が適切に子育てをしても、ただ、子どもの体の成長が遅いタイプなのかもしれませんし、「他の子どもに比べると」運動が苦手なだけかもしれません。


求める物の違いから怒る
親子喧嘩

必要になる親のマインドチェンジ

 子どものスポーツでの成功は、親の子育ての成果を示すものだ、という考え方は、保護者に親としてもっと頑張らなければいけない、という重圧になり得ます。そして、悪魔のささやきをしてくるかもしれません。「子どもがスポーツで成功することは、よい親であることを周囲に示すことができる」と。でも、それは親である自分に恥をかかせないように、子どもを頑張らせることにつながり、親のエゴのために子に成功してほしいと願うことにつながります。

 子どもが安心して毎日を生きるには、親やそれに代わる大人の関わりが不可欠です。しかし、「親が頑張らないと良い選手に育たない」と頑なになると、その弊害もあります。 
 ですのでまずは、この考えを一旦リセットする必要があります。

 わが子にスポーツ、習い事をとことん楽しんでもらいたいなら
一旦、自分自身のマインドをリセットし、

「子供の成果は自分自身(親)の評価は繋がらない」

そういった考えを一旦整理したうえで、
子供たちを見守っていくことが非常に重要です。

ぜひ皆さんも一度、
親である自分自身の心の中を覗いてみてください。

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