推しに貢ぐとは
私は自分の心が窮屈だと感じる時必ずと言っていいほど何かに依存していることが多い。
依存というより執着という表現が近いのかもしれない。
私は昔からインディーズアイドル(いわゆる地下アイドル)が大好きだった。
自分の近くにあって絶対自分のものにはならないとわかっていて執着してしまう。
周りのファンがどのくらいお金を落としているのか目に見えるので競争心が芽生え始める。
これが負のループの始まりである。
アイドルと距離を置いた今、約9年間貢ぎ続けたことは全く後悔していない。
アイドルのライブを見て、会って話すことでしか幸せをチャージできないと思っていたが、ただの自分の思い込みであり執着だったと思う。
そんな私の今の心の拠り所は1人の時間だ。
元々大勢の人と賑やかに過ごすことが苦手な私は好んで1人の時間を増やすようになった。
飲み会よりも裁縫をしたり本を読む時間の方が自分にとっては好きだとわかった。
推しを作り熱狂的な推し活をしていた時よりも格段に生活の質が上がった。
現代は推しに貢ぐという文化がかなり浸透してきているが推し活は執着に直結しているという事、また執着は自分の心に負担が大きいことを自覚しておくべきである。
心の居場所、拠り所は自分の中にあって第三者の何かで補えるものではないのではない。
推し活とはとても楽しくてとても自分を傷つけることを忘れてはいけない。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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