見出し画像

働きアリの法則の話。

日本人ほどの働き者はいない。
寝る間も惜しんで仕事をする。
仕事がなければ別の何かを詰め込んでひたすら動き回る。
働きアリな日本人。
海外の方からすれば異常な光景。
病的なまでの社畜根性。

そんな日本人でも働かない人もいればそこそこ働く人もいる。
働き者の日本人でも集団になれば「働きアリの法則」と同じ状況になる。

働きアリの法則。
① 2割はよく働いて
② 6割は普通に働いて
③ 2割はよくサボる

皆さんの会社や学校その他集団行動においてもこのような割合になっているのではないだろうか?

①は仕事の出来る人と捉えられる事が多い。
②は大概の方が属していていわば普通の人。
③は仕事の出来ない人・劣等生のような印象だ。

だが僕は③が生きていく上で1番優秀なのではないかと思っている。
サボることは実は技術のいることだ。
手を抜くのではなく肩の力を抜いて最小限の力で結果を出す。
「出来ない」のではなく「やらない」を選択できる力。
ここが秀でているのではないだろうか?
あくまでも僕個人の見解だが。

そもそもこの法則は割合こそ普遍的だが中の人間はよく入れ替わる。
①の人が退職したから②の人が①に行ったり。
新しいことを始めるために手の空いている③の人が①に行ったり。
何かの事情で仕事をセーブするとなれば①②の人は③に行かざる負えない。

自分はずっとサボりたいは通用しない。
自分はずっとよく働きたいは通用しない。
働きアリの中でもポジションは変化していく。
常に集団が10割の力を出せるように。

この柔軟な体制を確保することが集団としての強さになるのではないだろうか?

だからこそ。
よく働く人も。
そこそこ働く人も。
よくサボる人も。

それぞれに役割があって必要な存在だ。

大事なのは全員が集団で前に進める意志を持つことだ。

自分がどのポジションであろうとも。
偉ぶらず。
怠らず。
落ち込まず。

自分の出来ることを精一杯すれば良いと思う。

働きアリ達のように。


働きアリの法則の話でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?