「君と出会ってから、僕は成長してる気がしてる。たった一週間でもここまで変われた。」
今日、とっても気分が軽い。清々しい。きっと昨日のデートの質が良かったからだと思う。同期の彼くんから沢山嬉しい言葉をもらった。
そして、それと対比するように、別の彼くんとのLINEで気分が重くなる出来事が先ほどあった。
来週2週間ぶりにデートの約束をしている彼くんがいるんだよね。例の初日にHした彼くん。
なんと、久々デートの日の午後に仕事が入って、午前中だけ会えることになったんだよね。それはそれで良い。仕事があるのは良いことだと思うし。すぐに連絡をくれたのも、誠実さを感じたよ。
で、問題はそのあと。
その前日の土曜日は予定どうなのかなって思って、25日は予定あるんかな?って聞いたら、こう返ってきた。
「デートは26日だけね^^」
は?
・・・何、その顔文字。
見た瞬間、私の中でレッドカードが出た。
ちょっと、発達入ってる?ASD入ってる?そんな気もした。彼は情緒的な交流ができないんだ。
彼女が会えなくて寂しがっている、という気持ちが理解できないタイプなんだって分かった。
彼は収入もよく、生活面ではビビるくらい安定していて、世の女性からモテるタイプ。だけども、私は情緒的交流ができない人とは合わないタイプなんだよね。そういう体質だから、これはもう繋がっているだけで私の方にダメージがくる。
たった一通のLINEのやり取りや、たった20分の電話のやり取りでも、終わった後にぐったりする疲れが沸き起こる。
5年前はその感覚に気づけなくて、私が悪いんだ、私が変わらなきゃって思ってた。けど、今はそうじゃない。毎週毎週、体の声を聞く訓練をしてる。私は強くなった。本当に、強くなった。精神的に。
数を数えてみたの。彼くんと出会ってから、気分が悪くなった数をね。
1)2回目のおうちデートでの帰り際。
2)電話の終わり方。
3)そして、このLINEの顔文字。
こういうのって、センスとか非言語コミュニケーションだから、生き様が現れると思っていて。3回彼はイエローカードを引いた。だから、私はこう送ってやった。
「えぇっと、なんか気分悪いなぁ。私もっと大切にされたいし、他に大切にしてくれる人ができたからそっちいくわ^^」
チクリと棘をさす文章を考えるのもエネルギーを消耗する。どう転んでも、彼と繋がっているだけで、私は枯渇する。それが分かった。私は私を守る。
実は、昨日デートした同期の彼くんに実際に心惹かれはじめてるのは事実。彼のコミュニケーションはこう。
「君と出会ってから、僕は成長してる気がしてる。たった一週間でもここまで変われた。」
そして、こう続く。
「僕は君に何ができるだろう」
この考え方に触れたかった。ずーーっと、触れたかった。これまでの私が重ねてきた”しがみつき恋愛”でなくて、大人の恋愛で、こういう在り方に触れたかった。
すごく嬉しくって。彼は私がチーズが好きだといったら、チーズ系が美味しいお店をすぐに調べてくれたり、私の話も熱心に聞いてくれたり、また、こんな点にも惹かれた。
まだ会って3回目だけど、厳しいことも伝えてくれる。
私の機嫌を伺う内容にすり替えるということをせず、私の考えと違っていたら、それもストレートに話すというタイプで。
この人、伸びるなって思った。人間力があるなって思ったな。
大切な人にも迎合しない。その姿勢がある。しかもその姿勢にも愛がある。
冒頭の彼くんは、枠にはまるために自分を押し込んでるタイプ。鬱屈したその気持ちがLINEに漏れている。
「今週も働きますかー」とか、「一週間って長いよね」とか、「金曜は惰性出勤だよね」とか、そういうの。
でも、同期の彼くんは、そういうこと言わない。自分の中で痛みに耐えてる。私、そういう姿勢に触れて、もう感動して泣いてる(今)。
そう、私が出会いたかったのは、あなたのような生き様の人なんだよ!
職業とか、収入とか、安定してるとか、そういうのじゃなくって!!私が求めているのは、相互間コミュニケーションなんだ。
私はあまり利己的じゃなく、ずる賢い生き方ができないタイプ。真面目すぎて硬いくらい、他人に尽くしてしまう。だからこそ、「僕は君に何ができるだろう」と考えてくれて、しかもそれを言葉にしてくれて、とても嬉しかった。1日たった今も、すごく体が軽くて。気分が良いんだ。冒頭の彼でなく、同期の彼を選びなさい、というサインなのかなって思った。
感謝が回るパートナーシップ。まだ彼とは会って3回目だけど、心温まる時間を過ごせてる。一回のデートの時間もあっという間。昨日は18時に会って、解散したのが22時半。ずっと話してた。私の方がドキドキしてたかも。
他の男性は、すぐ私に触れてきたり、エロい目で私にヤりたいメッセージを送ってきたり、実際に誘ってきたりするけど、彼はそうじゃなかった。
理性でそれを止めてる。私に指一本触れない。
ちなみに、土曜日にドライブデートした別の彼くんは、勝手に私の手を握ってさらに指を舐めてきた。”俺どうかしてしまった”彼くんは、助手席に座る私の太ももに手を伸ばし、だいぶ際どいところまで触ってきたな。ま、オスの生態系観察を楽しみたかったのは私のほうだったから、その辺でやめときなと押し返したけどね。
そういう経験もしたからこそ、同期の彼くんの理性の強さに惹かれる。
「どうしたら僕のことを好きになってもらえるだろう」というのも言ってたな。彼、、、精神分析受けたのかな。こういう独り言をパッと言える男性って、そうそういないと思うから。
男性として大きく見せず、ひたすら等身大で、こっぱずかしい過去の失敗談もどんどん言ってくるし。本当の意味で芯が強い人だなって思った。
そんな訳で、ひとまずペアーズで出会った彼くんたち5人の中で、同期の彼くんを選ぼうと思う。
書いててだいぶ上から目線になるけど、現実なんだろうねこれが。彼くんたちは、各自各々のやり方で私を獲得すべく頑張ってくれた。
ドライブデートに連れて行ってくれたり、体の関係を持って喜ばせてくれたり、ご飯の美味しいお店に連れて行ってくれたり、また私の仕事のモニターになってくれたり。
年齢、キャリア、収入、清潔感とか顔とか身長とか外側の条件は山ほどあるけど、私はそんなことよりも生き様で人を選ぶ。
日々、感謝が回るパートナーシップが良い。そうじゃない結婚を2回繰り返したので、もう懲り懲り。私がパートナーに与えて、パートナーの方がそれをもらいっぱなしという尽くす関係性はもう一瞬たりともしたくない。ごめんあそばせ、だよね。
そんなわけで、来週の日曜日、時間が空いたので、同期の彼くんとそれこそ、土日両方デートするかもしれない。
彼とは、なるべく多くの時間を共有したいと思うし、心が惹かれてるから、冒頭の彼くんとのHじゃなくて、全然質の違った体の関係も今後は持てそうだなって感じてる。素直に嬉しい。嬉しく感じてる。
快楽でアップダウンの激しい時間ではなくて、ありがとうが循環する時間を丁寧に過ごしたいんだ。プライベートでも、仕事でも、そういう質の高い時間を過ごしていきたいから。
ほんの少しでも、そういう心温まる瞬間に触れることができて本当に嬉しい。胸の痛みに耐える、苦痛に向き合う、そういう人に惹かれる。そこから生まれた自分の役割に沿って生きる人って、強い人だなって思うし。
書きながら、なんだかほっこりしてる。心の安定、そんな感じ。私来週に引っ越すんだけど、もうこれからは心の安定を重視した生き方をしたいんだよね。人生の選択がちょっと変わったかな?ほんの0.5歩、望む人生に進んだ、そんな気がしてる。ありがとう同期の彼くん。また土曜日に会えるのが楽しみ。待ってくれてありがとうね。