トラウマとボディメイクの関係性について
何が悲しいの?何だろう。
私はやりたいことがあった。
どうしてもやりたいことがあった。
でも、その想いを形にすることができなくて、ものすごく辛くて。その気持ちを伝える人がいなくて。受け止めてくれる人がいなくて、悲しみに暮れるしかなかった。
私は過去に過食症になったことがある。
高校生の時、クラスメートの皆みたいに綺麗になりたくて、安易な気持ちで食べないダイエットをした。最初はスッと痩せたけど、そのあと2ヶ月で10kgリバウンドしてしまって。
私は自分に価値がないと、思い始めた。どれだけ頑張ってダイエットしても、痩せないし、冷蔵庫に入っているものを上から下まで食べてしまう。
毎日持っていくお弁当はほんのこれっぽっちしか入っていないお米とかまぼこだけ。それなのに、痩せない。夜にアイスのシュークリームを10個とか、食パン一斤とか、そういうのをどんどん、、、まるで自分の体がゴミ箱になったかのように、食べ漁ってしまってた。
トイレで吐こうとしたときもあったけど、どうしても吐けなくて。食べ物をトイレに持ち込んで、噛んで飲み込む前に吐き出す、ということも何度かやった。
その時の苦しみは大きく、誰に言っても理解してもらえず、本当に辛かったんだよね。英語スピーチコンテストで、少年犯罪に重ねて、過食症とか苦しむ青少年の気持ちを伝えたこともあった。
親に言っても、友達に言っても、先生に言っても、わかってもらえない。
のちにこの辛さは、大学に入って恋愛することで自然と克服していくんだけど。
結局今振り返って思うのは、当時のあの辛さは、様々な要因が複雑に絡み合ったトラウマが原因だったってこと。
幼少期の医療トラウマ、喘息肺炎によって友達ができなかった幼稚園時代、人と違う自分への自己否定、自分のことが嫌いと何度も確認してしまう鏡がどこにでもある環境、言いたいことを言えない親子関係、日々の栄養不足、
それと、自分がやりたくないことを毎日脅迫的にさせられる受験勉強の日々や、行きたくない学校へ6年間も通わなければならないプレッシャー、、、
私という存在は可愛いお人形、というところで、好きな服よりも母に指示された服を着なければならない、良い点数を取らなければ存在価値がない、まるで家族のアクセサリーのような。人間らしさのかけらもない、日々を過ごしていた。私は両親が社会的に成功するための養分となり、植物の根として20年間過ごした。
毎日の食卓はお通夜のようで。そして、それは普通だと思っていた。毎夜、いつ家族に殺されるかわからない、いつ自分が飛び降り自殺をしてしまうかも分からない。そして朝が来て、強制的に、優秀な学校へと通わなければ世間的に抹殺される。。。
そういう考え方で、私は学生時代を毎日過ごしていた。
そういえば自分で仕事をすれば裁判で訴えられるとまでも思ってたな・・・それだけの責任をいつも感じながら、怯えながら生きてきた。
複雑性トラウマも良いレベルまで来ていると今では理解できるし、社会にでて、これが異常だったんだって、わかるようになって救われた。
カウンセラーやコーチ、コンサルの先生、フィットネスや音楽、いろんな先生方に触れたり、結婚生活を通して他の家庭に触れたりして、私は外の世界の優しさに触れていった。
結婚生活は2回うまくいかなかったけど、それによって私は自分の家庭環境との大きな差を思い知ることができたし、トラウマや愛着障害、境界性・自己愛性パーソナリティー障害という言葉に出会うこともできた。
すべてはプリズムのように反射して返ってくるという引き寄せの法則、体を根本的に変えていく栄養学、関節を意識した体の使い方、正しい姿勢、力みを抜いた考え方などなど・・・。
私は、自分の意思で自分の人生を決めたのは26歳で離婚した時。だから、完全なる他者軸が26年あるとすれば、そこから8年くらいかけて人生の方向性を修正してきたことになる。
とくに今年は、「生き方を変えないといけない」という鶴の一言を言ってくれる先生に出会って、まさにそうしてるんだけど。
私は、当時の苦しみを知ってるから。単純に、意思が弱くて食べてしまうんじゃない。よほどなホラーか地獄のような環境がそうさせている、ということを実体験を持って、体の感覚でも覚えている。
だから、かなり深いレベルで助言ができる自身がある。
一見すると、私は快活なお姉さん。まさか過去にそんな体験があるとは誰も気づけないくらい、明るいように見える。
ボディメイクとは聞こえが良いけれど、複雑性トラウマの治療をできなければ、根本的な体質改善はできないと私は思ってる。なんども元に戻り根本的に変わらず、結局依存してしまう。そういうエンタメだと考えたら問題ないかもしれないけど。ホラーだとしか思えない。
恋愛が体型に及ぼす影響は計り知れないし。仕事だってそう。家庭環境が体を作る。なのに、こうしたトラウマとボディメイクの関係性については語る人がほぼいなくて。闇に葬り去られている気がする。勇気をだして心理カウンセリングやヒプノセラピーに行く人はいるけど、この世の中ほとんどの人はただ苦しみを引き伸ばして行きている、そんなニュアンスを受けてる。
私。必要とされているのはこのジャンルじゃないのかな。
仕事する形態としては、電話相談が一番好きなんだけど。
週に2回くらいなら、フィットネスの仕事、マッサージとか対面でのカウンセリングもして良いかな、とちょっと考えてる。対面はものすごくエネルギーを使ってしまうから、かなり慎重にクライアントは選ばないといけないけど。
本当は、創りたかったんだ。当時の私に対して、こうすればうまくいくよ!という空気感をたくさん散りばめた幸せな空間を。でも、元旦那と一緒にジムを作っていく中で、どうしても分かり合えなくて、私の方が落っこちてしまった。どうしても、どうしても、あの苦しみは元旦那には伝わらなくて、それが離婚した原因の一つでもある。同じ仕事をしていく中でビジョンの共有が不可能とわかった時の絶望。人は分かり合えない。
どうしても世の中に提供したい、たくさんのお客様が喜んで宣伝までしてくれている、その価値を。元旦那には全然伝わらなくて、私は自殺したくなるくらいに辛い気持ちになってしまったけど。
私はもしかしたら諦めきれないのかもしれない。
子供も育てたいけど、、、もう一度、あの空間を創りたいのかもしれない。
最後のピース。心に向き合う中で、体に向き合うという最後のピースがはまらなければ人の人生なんて変わるわけがない。
週二回、水曜と土曜はフィットネス、対面カウンセリング。
あとの日は電話相談。このイメージでいこうかな。
枠は、1日3組まで。15人の生徒さんかな。5日間働くとして。
枠がいっぱいになったら、キャンセル待ちの公式ラインに登録をお願いして。随時募集をかけながら、このやり方がもしうまくいけば、起業支援のスクールを始めていきたいな。
心も体も綺麗な私へ。
私、がんばれ。1年くらいこのコンセプトでやってみて、もし枠がいっぱいになってきたら、後任に任せていきたい。経営者の役割は、お金を払って失敗経験を積ませることだから。私が過去に体験した地獄のような日々に比べると、そんなこと吹いて飛ぶように軽いしね。
うん。頑張ろう私。