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老後の年金問題を心配している場合ではなかった。遺伝子検査をやってみた。


遺伝子検査を実施した経緯については、以下の記事で書いています。
今回は健康意識が高まった、私が3万円弱を払って遺伝子検査を実施したお話です。


結論から言うとおすすめです。結構、自分の身体的な傾向を理解しつつあった私は、答え合わせと言う感じがしました。そして、私はなるべくして妊娠糖尿病になったのだと思いました。


遺伝子検査は色々な会社がやっていますが、私はたまたまyoutube広告で見かけて、かつ元々ミドリムシのことで有名で知っていたユーグレナさんで実施しました。


注文したら、キットが届きます。
あとは唾液を入れて送り返すだけ。本当に簡単。


3週間くらい待つとWeb上で結果が確認できるようになったとの通知が来たので、みて見ました。ちなみに、結果がどうであれ、全てが遺伝子的な要因で起こるとは限らず、あくまでも自分の体質の性質を知って、より気をつけた方がいいポイントを知っておく。
ということのために使用するというものです。


まず、肝心の妊娠糖尿病ですが、私の健康リスクの一番上に来ていました。
私は、相対的に1.5倍人より、妊娠糖尿病になりやすく、日本人全体の16%しか持っていない、遺伝子を持っていたようです。


くううーーーーーーーー。
これによって私は現在1日4回の採血と、炭水化物のグラム制限、3度の食事の後の運動を行なって、自分の血糖度をコントロールしているのだ。

ちなみに、妊婦は薬が飲めないため、一回のインスリン注射もやっている。自分で自分に針を刺す行為を1日5回もやる生活はなかなか億劫なもので、他の人にはぜひ経験しない生活を送ってほしいと思い筆を走らせている。



ちなみに、血糖値関連で言うと、私は食後高血糖もあり、インスリン抵抗性が高くインスリンが出にくい体質であると言うことがわかった。
また、運動によってインスリンの感受性が改善されるタイプであった、運動すると数値が良くなるから、食後運動しようかなと思った体感はあっていたらしい。

面白い検査内容もいくつか紹介したい。

まずは、
■答え合わせ編
・強度近視になりやすいタイプ
→しっかり強度の近視である。

・男性なら前立腺癌になる確率が高かった
→血縁者で前立腺癌で亡くなった人がいる。

・痛風
→祖父も父も痛風。男だったらきっと発症していた。

■こんなこともわかるの?編。 
・アルコールの分解能力、悪酔いのしやすさ、依存のしやすさ
・ストレスの受けやすさ
・カフェインによる運動能力の上昇
・海馬容積
・匂いの感じ易さ
・言語的短期記憶力
・効率的に学習するタイプ

など、遺伝子と関連しているか一見想像がつかないものや、そんな項目用意されているんだという奇想天外なものまである。


私はこれを受けて、旦那より発がんする可能性の高いがんの数を多く持っていたので、がん保険を厚く持とうと思ったし、生活習慣病に関するリスクは直接は高くなかったが、明らかに、インスリンは人より出にくく、気を緩めると糖尿病になりやすいと言うことがわかりました。

結果を受けて、保険も見直しました。


ここでわかってなかったら、私は今思うと暴飲暴食と思われる生活を続けて、きっと50代には血管が脆くなって、血管破裂系のなんらかで、死に、娘の成長や孫の成長を拝めなかったんだと思う。


老後の年金問題を心配する前に老後まで生きていることが重要じゃないか。

私は、長寿家系に生まれていることが唯一の自慢だったが、一族の中で初めて山梨県から出て、テレワークで仕事をするというライフスタイルを行なっている最初の人間である。
山梨で農業をやって、自分の家でとれた野菜で料理をして、広い庭のメンテナンスやら、なんやらをして、常に体を動かしていた先祖の暮らしをしない世代である。


それは、もう、私の生活は長寿の生活をしていないのでは?
遺伝子を持っているという根拠のない自信にあぐらをかいて、先祖が行なっていた、健康的な生活を続けていた努力を完全に見落としていた。

なんなら、私は体を動かしながら生活をしなければならない、常に色々なことのメンテを自分でやらなければならない、田舎の生活を見て、「今ではPC一台で家でも仕事ができるのに」、「都会では住宅がまとまっているから、お金を出し合って業者で解決していることなのに、非効率だ。」くらいしに、冷ややかな目で見ていたのかもしれない。


ぐうたらで、怠け者な私は、効率的ではないなどと言って、そう言った努力をすることを嫌ったから、きっと今、妊娠糖尿病になって強制的に健康な生活をし始めて、散歩するなら田舎がいいとか、野菜取るなら地元の新鮮な野菜がいいとか、運動のために散歩に出るくらいなら、日々生活しながら体を動かす状態だったらよかったのになどと、おもっているのだろう。

第一子の産後は、ずっと山梨に戻りたい、移住したいと思ってきた。
今の家を売れるか査定に出したり、旦那と私2人分の仕事を探したり。
でも、その計画もうまくはいかず、立ち消えては、今後の展望としてまた意欲が再燃したりを繰り返している。(この話はまたどこかで。)


とにかく、遺伝子検査をやって、自分を知ることができた。
自分の生き方さえにも思い巡らした。
皆さんも、生命を共にする「宇宙船自分号」のメンテナンスのあり方を知っておくことはいかがだろうか。

ちなみに他のやってみたシリーズ

終わり。

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