日本の薬の元と言われるその大元は雅楽 舞いや歌です
ある日、母にどこかへ行こうと誘ったら
『旅行はもう見たい景色は見れたから、今は笑いたいわー で、はい、これね。』と、クミコとサワコの泣くか？笑い転げるか？トークライブが観たいと言いました。
梅雨入りが早い雨の午後、母娘と銀座まで
ライブを観に行きました。
クミコさんは、シャンソン歌手です。
サワコさんは、阿川佐和子さんです。
このお二人、70歳とは思えない若さ✨
トークが軽妙で、会話がポンポンとテンポ良く弾みます。
話があっちへ行ったりこっちへ行ったり飛んでいる笑 その掛け合いも面白いわ😆
介護の話はもう、会場中が大爆笑！
…なんかね、親の介護となると、暗く沈みがちな話になるんだけれども、クミコさんとサワコさんは、リズミカルに厄を切る！
とんから飴みたいに明るいです。🌟
サワコさんが、『古来の薬というと、西洋はハーブとかで中国は漢方でしょ。そういう処方する薬があるけれども、じゃあ、日本で薬と言ったら何なのか？ その薬と言われる元のもの 大元は、日本の舞いや能、歌、の芸能なんだそうです。』
『躍りや歌を歌って 祈り捧げる』
『そういう事をして、皆で気持ちを明るく元気にしていたんです。』
『ね？ 皆さん！このご時世だからこそ
コンサートやライブへ足を運ぶんで楽しむんですよー！さあさあ』なんて、お客さんを鼓舞していました 😄
うん そう！そう
クミコさんのしっとりと歌う声が、さざ波のように響いてキレイです。
サワコさんが詞を朗読する時も素敵でした💓
谷川俊太郎さんは、絵本のスイミーや生きるが有名ですが、お二人それぞれ好きな歌や詞を朗読していました。
いくつかあったの忘れたわー😅
私の好きな
雨にちなんだ 詞を一つ
.+:｡ 🌟◎◎ ｡:+.🌟.+:｡◎◎ ｡:+.
静かな雨の夜に
谷川俊太
いつまでもこうして坐って居たい
新しい驚きと悲しみが静かに沈んでゆくのを聞きながら
神を信じないで神のにおいに甘えながら
はるかな国の街路樹の葉を拾ったりしながら
過去と未来の幻燈を浴びながら
青い海の上の柔らかなソファを信じながら
そして なによりも
限りなく自分を愛しながら
いつまでもこうしてひっそり坐って居たい
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