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370.「私はどんな世界をつくりたいんだろう」それを考えていたら、ワクワクが止まらなかった。

「生まれてこなければよかった」がない世の中を

自己理解プログラムを受けようか迷っていて
リサーチしていた時、この一行に釘付けになりました。

自己理解プログラムのメンバー紹介のページより

八木仁平さんのYouTubeで
「なるさん」(片田成俊さん)の人となりを
知っていたせいもあると思います。

この一行が心に突き刺さったんです。

「生まれてこなければよかった」
なるさんはそう感じるくらい,
苦しい時があったんだろうか。

だからこそ、
生きづらさを感じている人を救いとなる
コーチングやラジオや歌を届けられている
なるさんの現在のご活躍
があるのだろうと思いました。

でも、もし自分の子供がそう思ったとしたら、
それって、一番辛い。

それだけは、絶対に思ってほしくない、

そんなことを思わず考えてしまって、
胸が締め付けられるような気持ちになりました。


そして、担当していただいているコーチのビジョン、

誰もが「この人生でよかった」と満足して旅立てる世界

を教えていただいた時にも、

私も、そういう人生にしたいと思っていたし,

そういうビジョンをお持ちのコーチだからこそ
私がそう思えるような支援を
いつもして下さっているのだなと思って,

胸が熱くなってしまいました。



そして,次の問いが浮かびました。

じゃあ、私は?

私はどんな世界をつくりたいんだろう


「生まれてこなければよかった」がない世の中にしたい、
誰もが「この人生でよかった」と満足して旅立てる世界にしたい,

確かに私もそう思う。
同じ願いを持っている。


でも、

もっともっと核心にある、
借り物じゃない,

自分自身の中にある、
自分自身の内側から湧き上がってくる、

我こそはそういう世界を作り上げたいと思う、

そういう世界って、どんな世界なんだろう。

それを考えはじめました。

すると,とっさに頭に浮かんだのは、
私の大好きな詩,金子みすずさんの「私と小鳥とすずと」でした。

人との違いに気づき、自我が芽生え、
自分というものに悩み始めた小学5年生の時、
担任の先生が大きな模造紙に書いて読んでくれた詩です。

私が両手を広げても お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は 私のように 地べたを早く走れない

私が体をゆすっても 綺麗な音は出ないけど
あの鳴る鈴は私のように たくさんの歌は知らないよ

みんな違ってみんないいい 

金子みすず「私と小鳥と鈴と」より

先生自身がその詩を愛していたのでしょう。

時に触れ、何度も何度も読んでくれたのを覚えています。


当時の私は、

クラスの中で自分だけがアトピーであることに悩んでいました。

友達の家の子に生まれていたら、
アトピーにはならずにすんでいたのかもしれない。

でも、それは嫌だな、
アトピーであることは嫌だけど、
他のお家の子になりたいわけじゃない、
だって、私は、私の家族が大好きなんだもの,


また、お友達の方が可愛い顔をしているなと
思ったりもしていました。

でも,その子になりたいわけじゃないってことは,
私は私のことが好きだし、
私には私の良さがあるのかな、


そんなことを考えていた当時の私にとって,


みんな違って、みんないいんだ、
私は私でいいんだ、と思えたことは

大きな気づきでした。



そうそう、
「みんな違ってみんないい」
そう思える世界をつくりたかったのかもしれない。

でも、それって具体的にはどういうことなんだろう。

ずっと心の片隅でそう思ってきた気がするけれど,
そうする具体的な方法がわかっていなかったんだと
気づきました。

それが自己理解プログラムを通して
やっと分かってきたような気がしています。

自己理解プログラムを受けたら、そんな世界を作る具体的なやり方が分かってきた

大事にしたいこと(価値観)や
持っている資質はひとりひとり違う。

だから

自分はどんな価値観(大事にしたいこと)や
どんな資質を持っているのか、を理解する。

そして、自分で自分の価値観を満たす、
自分の持っている資質を活かす。


自己理解が普及して、
それができる人が増えたら、
誰もがそれをできる社会になったら、

表面だけじゃない、
心の底から、

自分は自分でいいんだ、
自分は自分らしくありのままにいて、
それでも幸せになれるんだ、

むしろ、自分を理解し、
自分で自分を活かそうとする方が
内側からエネルギーが湧いてくるから
より幸せになれるんだ、

自分と同じように
誰もがその人らしく生きて
その人らしさを活かした方が
幸せになれるんだ、

そんな風に思える社会を作れるんじゃないか。



自己理解コーチや,

自己理解プログラムに取り組む仲間と
対話する機会を重ねられたからこそ

得られた気づきだと感じています。



長々しくなって,すみません。

要するに,私は

誰もが「自分らしく生きていいんだ」と思える社会を

つくりたいんだと思います。


つい「そんなことできるのか」って,
考えてしまってブレーキをかけてしまったり,

他の現実的な悩みが
頭に浮かんできてしまったりしがちな人間なのですが,

不思議です。


どんな世界をつくりたいのか,
そのビジョンを考えているときは


ブレーキがかかりませんでしたし,

他の現実的な悩みも頭に浮かんで来ませんでした。

むしろ,こんな世界をつくりたいっていう,
ワクワクが止まりませんでした。


だって,もし,そんな世界が作れたら,

どんなに生きやすいだろう,
どんなに楽しいだろう,

と思わずにはいられなかったからです。


私の大好きな「赤毛のアン」を思い出しました。
「赤毛のアン」は私に教えてくれました。

どんな辛いときだって,楽しむことはできるんだよって。


どんなときだって,楽しいことを考える自由は,
私の中にあるのだから,って。



話が逸れてすみません。

ここまで読んでくださった方,
本当にありがとうございます。

あなたもぜひ,考えてみてくださいね。
どんな世界を作っていきたいか,考えてみてくださいね。

できるか,できないかなんて関係ありません。

だって,

自分の中から湧いてくる
「こんな世界をつくりたい」という思いこそが
自分を突き動かすエネルギーの源になる

そう思うからです。

そして,また,

この世の中が少しずつ,
でも,大きく,変わってきたのは,
一人ひとりのそうした思いと行動の蓄積の結果だと思うからです。


一人で世界は変えることはできないかもしれない。

でも,自分の意識が変わったとき,
少なくとも自分から見える世界は変わるし,

世界が変わっていく始まりは
いつだって,ここにあると思うのです。



私自身も,
私の子どもたちも,
この世界の誰もが

ワクワクする今を
ワクワクする未来を
選んで,作っていくことができるんだ,

その可能性を信じられること,

その気づきを

佐藤良美コーチ
自己理解プログラムの仲間に
もらえたことに感謝して

この記事を終わりたいと思います。


▼リンクをつけた過去記事

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