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【生物観察】猫の瞳孔(初診)

ことの起こり

ここ数ヶ月、レディの眼の様子がおかしかった。
違和感としては、正面から見たらときに「視線が合わないな」程度のもの。
私自身の体調が良くないこともあり、あまり深刻にとらえていなかった。

今週に入り、ついに家族もレディの違和感に気がつき始めた。

「レディ、左右の瞳孔の大きさが違うよ?!」
元看護士の母が騒ぎ出した。

わが家の誰よりもカラダに詳しい人である。
母に言われたその日、動物病院の予約をとった。

左右の瞳孔に注目
大きさが倍以上異なる

受診結果

かかりつけの動物病院。
まずは問診と体重測定、体温測定を行う。

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ダイエット中のレディ、測定結果は・・・

2023年11月2日:5.3kg
2024年8月3日:4.9kg(-0.4kg)

誤差のような減量だけど、人間換算で4kg減だと考えて褒め倒した。
目標は「今年中に4.5kg」に設定している。

*********

ドクターに眼の違和感を伝えると様々な検査が行われた。

  • 血液検査:全項目正常値

  • 血圧測定:緊張を考慮しても正常値

  • 威嚇反応:反応あり(正常)

  • 対光反射:反応あり(正常)

  • 眼圧:左右正常(緑内障でなない)

ドクターのメモ書き
血圧測定の結果をそえて

次々と検査を正常値でパスしていく中、ひとつだけ異常が見つかった。

「瞳孔に腫瘍のようなものが出来ています」

腫瘍・・・それも左右両眼に・・・

心臓がスッと冷えた。
努めて冷静に、ドクターの説明を聞く。

  • 腫瘍のせいで瞳孔の動きが阻害そがいされている可能性がある

  • 眼は正常に見えている

  • 進行は非常にゆっくりだと推測

  • 眼球は「組織を切り取って検査」が出来ないので診察が難しい

  • 可能性がある病気

    • メラノーマ(悪性黒色腫)

    • FIP(猫伝染性腹膜炎)

  • 珍しい状態である

とりあえず、今すぐにどうこうなる状況ではないらしい。

かかりつけ医ができる検査は全て行った。
それでも詳細は判らなかった。

那覇に「眼に強い」獣医師がいるらしく、その病院に問い合わせてもらえることになった。

今は、FIPの可能性を調べる血液検査の結果と、那覇の病院への問い合わせ結果を待っている状態だ。

長い闘いになるかも知れない。

とにかくレディの健康と幸せだけを考えて見守っていこうと思う。

いたずらで円形に置かれたフード
律儀にひとつずつ食べるレディ
製氷トレイで知育トレーニング
蹴りぐるみを枕にするレディ
ふたりは仲良し!
添い寝の図

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