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鬼滅の刃で私のアニオタが再燃した話。


今日、10月16日は何の日かご存知だろうか。

そう、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編が公開された日である。
(偶然にも竈門禰󠄀豆子役の鬼頭明里氏の誕生日でもあるのだが)

この日はアニメ史上歴代最高記録を打ち立てた、伝説の日となるのだが、
かれこれあれからもう3年も経つのだなと、時の早さを思い知らされた。

いつも私の好きなアニメの一番に、鬼滅の刃を挙げるようにしているのだが、
実は竈門炭治郎 立志編 からリアルタイムで見ていた訳ではない。

むしろ無限列車編が大ヒットしていた当時の私の心境は

「どいつもこいつも、鬼滅鬼滅って盛り上がって、、
ウチはみんなの波(鬼滅フィーバー)になんか乗らないぞ( ̄^ ̄)!!」
と半分イキってたのである笑笑


それがとあることをきっかけに鬼滅に片足どころか頭の先まで沼るほど、ズブズブにハマってしまい、私のアニオタが再燃するきっかけになった。


家族の中で母親が、一番最初に無限列車編を見てきた

今から12・13年ほど前(中1・中2の頃に)友人に勧められて、ONE PIECEや銀魂などのジャンプ系に一時だけハマっていたことがあった。
その時は特にグッズを集めたりだとか、イベントまで行ったりとかはしないほどだった。
その後B'zに出会いロック一色の人生になっていたので、私はもう2度とアニメオタクにならないだろうなと思ってた。

ある日のこと。というかその日付まで覚えている。
2021年2月28日になるその日。

2日前になんと外に出かけていた母親に「今日はどこ行ってたの?」と聞いたら、
「1人で鬼滅の刃の無限列車編見てきた。」
と言ってきたのである。

普段ほとんどアニメを見ない母が、である。
世の中が鬼滅ブームであったため、その理由を知りに行きたかったそうなのだ。

その母がなんと「エンドロールでボロボロに泣いてきた。」というほどだったので、母親にそう言わしめたそのアニメ映画を見に行きたくなった。
また、当時森川智之氏と三木眞一郎氏が好きであり、たまたま彼ら2人もお館様(産屋敷耀哉)役と竈門炭十郎役で出ていたので、それも見に行くきっかけになった。

そして母親も「もう1回見にいきたい!」と言ってきたので、(さすがにコレはビックリした笑)結局母親と2人で見に行ったのだった。

案の定、私もボロ泣きしてきた。
内容は皆さんもご存知だと思うので、端折らせていただくが、
あれは竈門炭治郎の話というより、煉獄杏寿郎の話だなと思った。
そしてただのアニメ映画ではなく、人生の教訓というかそれまでにスケールのデカい映画のような気がした。

それ以外にもアニメ映画とは思えないほどの作画、声優さん達の名演技、劇中をさらに彩ってくれる劇伴(サウンドトラック)の素晴らしさ。
もう全てが度肝を抜かれるほど素晴らしく、今までに見ていたアニメ達は一体なんだったんだろうと思うほどになってしまった。

それから私は今まで散々思ってた
「どいつもこいつも、鬼滅鬼滅って盛り上がって、、
ウチはみんなの波(鬼滅フィーバー)になんか乗らないぞ( ̄^ ̄)!!」
のイキりはどこへ行ったのやら。
竈門炭治郎 立志編のDVDをレンタルし全部見て、柱の名前も漢字フルネームで全員書けるほど、鬼滅をマスターした私。
職場の他の人の方が先にハマってたのに、気づいたら私が一番ハマってしまってたのであった。
結果、母親:10回。私:7回 無限列車編見に行きました。🚂

そして中学生の頃とは違い、お金が割とある社会人だったがために、私は。。。

アクスタを買いまくり、オーケストラコンサートにまで行くほどになったアニオタ人生。

鬼滅のアクスタ全部で35体買ってました。

コレはその一部。

まーー人よりおカネがあったもんで、グッズを買いまくった。
特に宇髄天元💎と煉獄杏寿郎🔥が好きだったので、彼らのアクスタ=アクリルスタンドをよく買った。アクスタはフィギュアみたいに置く場所に困らないし、なにしろ軽いので、落としたりした時の不安がない。

時には自分がハマる前の時のグッズも欲しくなり、中古アニメグッズショップでおなじみの「駿河屋」さんにもあししげく通った。何なら千葉某市の職場から、定時後そのまま秋葉原の店舗まで行って買ったこともあった。
(今でも時たまお世話になってます。)
そしてそっから池袋・新宿へとさらにお世話になったりする。笑笑。

何より鬼滅グッズの良いところは、他のアニメと違ってキャラごとにイメージカラーがあるので、グッズ展開がしやすいのだ。
炭治郎🎴→緑
禰󠄀豆子🎋→ピンク
我妻善逸⚡️→黄色
嘴平伊之助🐗→水色
冨岡義勇🌊→青
胡蝶しのぶ🦋→紫
煉獄杏寿郎🔥→オレンジ
と言ったように、子どもでも大人(特に女性)にとっても鮮やかで、買いやすいグッズが群を抜いて多いと思う。
あと2枚目キャラが(特に冨岡・煉獄・宇髄・伊黒・不死川の5人)かなり多いので、その辺も功を成していると思う。(2枚目キャラ大事‼︎(^ ^))

↓こんなこともツイートしてたなぁ。懐かしい。


サントラマニアにまで成り上がったほどの劇伴愛。

アニメのバックで流れてるBGM(サウンドトラック=劇伴と呼ぶ)皆さんも何となく聞いたとはあると思う。
だが、鬼滅の場合そのレベルが群を抜いてケタ違いすぎるのである。

まず、フィルムスコアリングという手法を使っており、先に曲を作るのではなく、目の前の映像に対してリアルタイムで曲をつけていく方法である。
作曲者に対しては時間も労力相当数なものになるし、、なのだが、フィルムスコアリングを用いると、リアルタイムで映像と共に音楽も進んでいくので、シーンの臨場感が格段に上がるのだ。なので、楽曲だけ聴いていても「今このシーンは〇〇が喋ってるor戦ってるシーンだ!!」と映像を見なくても思い出せるのである。

また大正時代が舞台のアニメなのに、取り入れてる音楽のジャンルが多様にわたっている。クラシック以外にもロックやDJミックスの楽曲、あとはアイルランド民謡的なのまで(錆兎の登場シーンの曲)、音楽担当の椎名豪氏の実力の高さを思い知らされる。

みんなこぞって好きな無限列車編の猗窩座の登場シーンのギターサウンドは、誰もが痺れるシーンだろう。

特に凄いのがキャラごとにテーマ曲があり、それがどのシーンもそのキャラが喋るor戦うシーンで寸分の狂いもなく、流れていること。
だから、鬼殺隊VS鬼の戦闘シーンは毎回聴いててワクワクするほど、胸が踊る。

無限列車編の 炭治郎VS魘夢の列車の上での戦闘シーン
       煉獄さんVS猗窩座の戦闘シーン
遊郭編の 炭治郎・善逸・伊之助VS堕姫の共闘シーン
     十話最終決戦(宇髄復活〜堕姫・妓夫太郎の頚が斬れるまで)のシーン

は私が何百回と聴いたシーンなので、ぜひおすすめさせていただきたい。

そして、鬼滅のサントラがあまりにも好きになってしまった私はとうとう、
自分のツイッターで「サントラレビュー」なるものを書き上げてしまった。
あの頃は凄かったけど、ほんとに楽しかったな〜🎶


だから私は、その後開催された無限列車編(ライブビューイングで参戦)と遊郭編(こっちはパシフィコ横浜で現地で見れた!)のオーケストラコンサートにも行った。
刀鍛冶の里編もやってほしいな〜。

この記事が読んでてかなり参考になったので、気になった方はぜひ🔻

で、この私のサントラ好きがのちのち他のアニメとの出会いで、また花を咲かせることになったりする。
思えば、人の作る音楽に昔から結構考察したいタイプで、それが満を持してこういう形になったのかもしれない。
こういう時ほどほんとに「音楽を好きで良かった〜!!」と心から思えるのである。
J-POPとか人の歌う音楽もいいですけど、サントラもオススメですよ。
想像力もかなり鍛え上げられるし♫

そんな私の好きな鬼滅キャラは宇髄天元💎

たまたま当時彼と同じ23歳で、音楽が好きで「音柱」つながりってのもあったんだが、とにかく一番好きなキャラクターだ。(ちなみに一番好きな鬼は上弦の陸:堕姫。沢城みゆきさんボイス最高でしたね💕)
最初は柱合会議で声を聴いて「声がいいな」と思ったのが彼の第一印象であった。
あとはめっさイケメンだし、派手好きだし、嫁さん大事なところあるし。

でも私が一番いいなと思ってるのは、
「自らの辛い過去を乗り越え、それを前向きに受け入れているところ」
なのだ。

幼少期〜抜け忍になるまで死も同然の辛い修行を経験し、弟妹の死も経験し、自らも弟達に手をかけてしまった残酷な使命。そして父と下の弟は手にかけることのできなかった自責の念。
それでも自分の生き方は何か間違ってると信じ、嫁さん3人を連れ生まれ育った忍びの里を抜けた決意は本当に凄いと思う。

そして、自らの過去を悔やんでも、人を守るために鬼殺隊に入隊した彼。
憎いはずの忍の過去を隠すこともなく、堂々とその力(戦闘スタイル)を発揮しているところも、彼のマインドの凄いところだと思う。

その彼の人生を堂々と歌い上げてくれた「残響散歌」の感動は本当に忘れらないし、今でも大好きな歌の一つである。何なら一昨日もカラオケで歌ってきた。
そしてこの遊郭編きっかけでAimerさんのファンになったことも事実✨
来月ファンクラブツアー行ってきます(^o^)

あとは宇髄天元の声に命を吹き込んでくれた小西克幸氏には本当に感謝の意を表したい。
トーク中もいつもテンション高く場を盛り上げてくれ、周りへの気遣いを忘れない小西氏。(実は私の母親と誕生日が同じである🎂)
無限列車編から遊郭編へ日野聡氏からバトンが渡される時も、責任を持って鬼殺隊の柱として、皆を支えていきたいという決意がありありと感じられた。
彼も宇髄と同じように、ほんとに底抜けに明るいし、背も高いし、でも誰よりも一生懸命に現場のことを考えてくれる、真面目で優しくて温かいお方なのだなと感じた。
小西氏が宇髄の声をやってくれて本当に良かった。

そしてこの小西氏との出会いがきっかけで私は「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(第5部)」に沼ることになる。
その話は次回!!に

なんだか色んな方向に話が行ってしまったが、とにかくこのたった一つのアニメで、声優さん的にも音楽的にもアーティスト的にも、そして私のアニオタ人生にも、
多大な影響を及ぼしてくれたのだ。(しかも母親きっかけで)
そしていつになるかはわからないが、柱稽古編の公開を本当に楽しみにしているばかりである。(この話で鈴村健一・関智一・杉田智和がまた上陸してくるのだから、このアニメのキャスティングはホントに恐ろしい笑笑)

まったく本当に人生とは まだまだ思いがけないことだらけである。

コレは今も変わらずにある私の部屋の壁です笑





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