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今日から始めるタスク管理①~「I can do it」って力むと失敗する~

こんにちは!ヤスです。


前回の宣言通り、今週から色んな書籍を参考にして

「まずはタスク管理ができるようになる」を目標にして行動していきます!!


ちなみに今回の記事に関しては、実践編の初回なので

①が改めて実行方針と用語解説

②が第1週の実践予定とツールの紹介

といって2記事構成となっています。


では、いざ参考書籍の話!


…と、その前に少し方針の修正をお話します。

前回、「1か月ごとに書籍を読んで、その中から実行して事を毎週まとめて行く」と言ってましたが、


今まで、読んだけど放置してたor買ったけど積んでいたタスク管理関連の本を読み返して、「一冊ごとに掲載されているノウハウが多い」という当然の事実に今更気づきました…


そこで、一冊の本の中の実践をしゃぶるようにやりつくしたら次の本へ!

という感じで、進めていきたいと思います。


今回の参考書籍

今回からの参考書籍はコチラ

『「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門』(倉下忠憲 著, 星海社新書)


こちらの書籍を選んだ理由は2つ

①タスクに関する「用語解説・実行に必要な方法」が細かく書かれている

この書籍では、「タスク管理とは何か」や管理をするための様々なチェックリストの「特徴」、そしてリストをどのように実行するかの「実践方法」が細かくわかりやすく章ごとに分類されていました!


②実践の落とし穴と向き合い方が説明されている

上記だけだと「いや、どの本も大体そんなつくりでしょ?」と思われるかもしれません。

確かに、僕も途中までそう思っていたし、

「この中から、できそうなことを考えよう」と思って読み進めてました。


しかし、いろいろなhow toが紹介されたあとの章で出てきた、

「タスク管理のジレンマ」をタスク管理の本で指摘して、それへの対抗策まで書かれているのを読み、自分がまさに今やっているこのnoteのコンセプトと一致していたので、一先ずこの本を参考にタスク管理をやってみようと思いました!


これだけ書くと、就活生のころに大量に量産してしまった、ゴミエントリーシートの志望動機や夏休みの日記帳みたいな文章になってしまったので、

「どこら辺がコンセプトと一致したの?」という理由を参考書籍に書かれていたことも含めて少し説明していこうと思います。


人間は不完全・不合理だからタスク管理が必要

今回の参考書籍では、「タスク管理」が必要な理由として、

「人間が不完全・不合理である」からとしています。


仕事にも人生にも無限の「やらなきゃいけないこと」や「やりたいこと」があるわけですが、


しかし、悲しいかな僕らは所詮は人間


沢山あるそれらを「すべて記憶でき」「すべて同時に処理することができる」ような全知全能な神やなろう系主人公みたいなことはできないのです…


だから、「やるべきこと」を切り分けたり、整理して実行に落とし込んでいくタスク管理があるというわけです。


しかし、タスク管理にも落とし穴があります。


では、「タスク管理の落とし穴とは?」を説明する前に、話を分かりやすくするために少しこれから出てくる用語の説明をしたいと思います。

興味のない人は目次から、次の項目に行ってもらって大丈夫です!


「タスク管理」に関する用語の説明

《タスク》

「〇〇を買う」「○○を1部コピーする」といった「実際にとれる具体的な行動」のことです。


《プロジェクト》

関連する「タスクの集合体」です。

例えば「人参を買う」「牛肉を買う」「カレールーを買う」は「カレーの材料を買う」というプロジェクトに分類することができます。 


《ToDo》

自分が責任を負っている「やるべきこと」です。

「タスク」との違いは、「タスク」は具体的な行動なので、中には「やるべきではないこと」も含まれている点や、「プロジェクト」などの個々の「タスク」とは違うものも含めて、

それらを処理するために「やるべきこと」を指している点です。


つまり、こういう感じです。

タスク説明


《リスト》

「タスク」や「プロジェクト」「ToDo」を分類するリスト。

それぞれを処理の実行をするためのリストや

どんなタスクがあったかを管理するリストなど

用途によって色々な種類がある。


《ワークフロー》

「リスト」などの整理した情報を実際に活用して、処理していく方法のこと。


こちらも様々な実行方法あり。


さて、お待たせしました!

ここまで説明したところで本題に戻りましょう。


「タスク管理」の落とし穴

参考書籍で説明されていた、「タスク管理の落とし穴」

それは…

やることを管理するタスク管理もまた「やること」であるということです。


なんだ哲学的な話か?

というわけではなく…


そもそも忘れてしまったり、やる気がでないといった不完全なことがある人間だから「やることができない」が発生する

これを防ぐために「タスク管理」をする。

でも、「タスク管理」も「やること」なので、悲しき人間の不完全さゆえに「できない」が発生してしまう可能性がある。


このようなジレンマが「タスク管理」に含まれているという事です。


そして、このジレンマは

「俺は絶対にできる!」

「I can do it !!」

と某スポーツメーカーのキャッチコピーみたいに意気込む程、陥りやすいのです。


なぜなら、「絶対にこの方法で成功する」という意気込みは、最初は勢いで押し切れますが…


失敗したときに挫折してしまう

勢いが落ちたときにやらなくなってしまう


という失敗に陥りがちだからです。

これ、「ガンガンいこうぜ!」が仕事のさくせんになってしまっている僕は結構耳の痛い言葉で、社会人になった当初はよくこういう失敗をして、そのたび絶望してました 笑


参考書籍にも書いてあったのですが、

このジレンマを打開するのは

「最終的にできるようになったら良い」という心構え

「デルタ状の実践」です。


デルタ状の実践

「タスク管理のジレンマ」は「I can do it !!」な勢いが壁にぶつかった時に発生します。


だから、

「多分失敗する」と最初から想定しておくと失敗したときに絶望せずに済みます。


ここだけだと「戦う前から負けることを考えるヤツいるかよ!」とアントニオ猪木にビンタされそうですが、

別に「どうせ失敗するからいいや」というわけではなく、


「実行」→「失敗」「検証」→「改善」

というサイクルを繰り返して「最終的にできるようになる」


という実践をすることで、勢いで失敗して終わりではなく、

最終的に自分に合った方法で仕事(あるいは物事)を処理する。

これが「タスク管理のジレンマ」を打開する方法であり、画像のようなサイクルになるので「デルタ状の実践」と呼ばれています。

デルタ

「デルタ状の実践」で注意すべき点は2つあります。

①いきなり大きいことに挑まない

②改善は小さく行っていくこと


①いきなり大きいことに挑まない

これは先ほどから説明している通り、「俺ならできる!」と大きいことに飛び込んだり、高級なツールを買いそろえたりすると


失敗したときに改善する案がなくて絶望したり、買っただけで満足して終わったりしてしまうからです。


残念ながら僕を含めて多くの人は漫画の主役じゃないので、

「小さなことからコツコツ」とやっていきましょう。


②改善は小さく行っていくこと

小さな失敗を改善するために方針を180°大きく変えてしまうと、「何が上手くいって、何が上手くいかなかったのか?」がわからなくなってしまいます。


「自分にとってうまくいく方法」を見つけるために、少しずつ違いを検証していきましょう。


今週の実践方針について

さて、ここまでお話しした「デルタ状の実践」

実はこれ、偶然にも前回僕が言ってた「このnoteの方針」と同じなんですよ!

というわけで、「運命的なものを感じちゃった」という乙女心のようなもので、参考書籍に書かれていることを実践していこうと思います!!


今週の方針は以下の2つ

【リストの作成】

【マーニャの法則の実践】


それぞれの実践方法については…

この記事が長くなってしまったので、②に続きます!

(②はコチラから)

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